シンガポールドル（SGD）の両替でおすすめの方法：最も安く・良いレートで両替できる場所はどこ？

シンガポール旅行は楽しみだけど、食費やホテル代など、物価が高い国での過ごし方に悩む人もいるかもしれません。余計な手数料で損をしたくないなら、両替の方法を工夫するのがおすすめです。両替する場所を変えるだけで、よりお得に滞在を楽しめます。

本記事では日本円からシンガポールドルへ両替する方法を徹底的に比較しました。おすすめの両替方法や気をつける手数料など、わかりやすく説明します。

また銀行の最大7倍お得に使える海外送金サービス、Wise（ワイズ）についても紹介します。デビットカード1枚で、現地でも便利に支払いができるので、滞在前にぜひ検討してみてください。

Wise（ワイズ）について 💡

円（JPY）からシンガポールドル（SGD）に両替した時の現在の換算レート（by Wise）🇸🇬

目次 🔖
円（JPY）からシンガポールドル（SGD）へ両替するおすすめの方法 円からシンガポールドルへの両替はどこで、いつするのがおすすめ？ 円からシンガポールドルへの両替にかかる手数料 手数料の例 余ったシンガポールドルを円に両替するおすすめの方法 円をシンガポールドルに両替する時に知っておきたいこと 簡単・お得に円（JPY）をシンガポールドル（SGD）に両替：Wise（ワイズ）

※本記事の情報は2025年8月20日時点の情報を参照しています。そのため、この内容が正確または、最新であることを表明または保証しません。また、本記事の内容は、あくまで参考情報として作成されています。専門的な意見・アドバイスが必要とされる場合、口座をお持ちの銀行やその他の専門家にお問い合わせください。

円（JPY）からシンガポールドル（SGD）へ両替するおすすめの方法

最もお得なのはシンガポール現地の両替所で両替することです。ただし、出発前に日本国内で一部両替しておくと、到着後は安心です。

以下では日本国内とシンガポール国内での両替方法をそれぞれ解説しています。

日本国内での両替方法

日本国内では次の4つの方法で両替できます：

• 空港の両替所
• 国内銀行
• 金券ショップ
• 外貨宅配サービス

空港の両替所

成田空港、関西空港、羽田空港など、国際線のある空港で両替所を見かけることができます。銀行や金券ショップなどと比べると営業時間が基本的に長く、アクセスしやすいのが特徴です。

一方で、空港のレートは一般的に悪いため、普段使いには適していません。緊急時にのみ使用することを推奨します。

• 成田空港でおすすめの両替所一覧
• 羽田空港でおすすめの両替所一覧
• 関西国際空港でおすすめの両替所一覧

国内銀行

銀行は直接店舗に行って両替することも可能ですし、外貨宅配サービスを利用し、オンラインで届けてもらうことも可能です。銀行ということで信頼性が高く、安心して利用できるメリットがあります。

しかし、外貨両替サービスを終了している銀行も複数あり、事前に銀行への確認が必要です。為替手数料も高い傾向にあるため、基本的にはおすすめしません。

金券ショップ

金券ショップは、街中のモール下や人通りの多い場所に店舗を構えていることが多いです。レートも比較的お得であり、手軽に利用できる面があります。

外貨の鑑定をしていない金券ショップを利用すると、偽札が混ざるリスクがあります。また両替の金額も場所によって異なりますので、信頼できる金券ショップで慎重に両替しましょう。

外貨宅配サービス

外貨宅配サービスは銀行や金券ショップが行う場合が多いです。自宅へと外貨を届けてくれるため、忙しい人でも利用できるのがメリットです。

レートは平均的であることが多いですが、サービスによって異なるので確認が必要です。またシンガポールドルが届くまでに時間がかかるので、急ぎのときは利用しづらくなっています。

シンガポールでの両替方法

シンガポール国内では次の4つの方法で両替できます：

• 空港の両替所
• 国内銀行
• 金券ショップ
• 外貨宅配サービス

チャンギ空港の両替所

チャンギ空港の両替は、日本国内での両替と比べると3〜5%程度お得なうえ、24時間営業の両替所もあり、便利です。

ただし、レートはシンガポールの両替所には劣るため、到着後すぐにシンガポールドルが必要な人におすすめします。

シンガポール内の両替所

最もお得に両替できるのは、シンガポールの両替所です。

お得な両替所が集まる場所は次のとおりです：

• The Arcade、アーケード（ラッフルズプレイス）
• Lucky Plaza、ラッキープラザ（オーチャード）
• Parkway Parade、パークウェイ・パレード（マリンパレード）
• People’s Park Complex、ピープルズ・パーク・コンプレックス（チャイナタウン）
• Mustafa Center、ムスタファセンター（リトルインディア/ ブギス）

いずれもホテルもしくは観光地周辺にある場所であり、アクセスがしやすいです。モールの入口付近よりも、内側にある両替所のレートのほうがいい傾向にあります。信頼できそうな両替所でシンガポールドルへと交換しましょう。

シンガポールの銀行

シンガポールで暮らしており、銀行口座を持っている場合は外貨に両替できます。日本と同様に信頼性は高いですが、両替レートは両替所よりも低いです。

緊急で信頼できる場所で交換したいときにのみ使用することをおすすめします。

ホテル

Novotel（ノボテル）やPan Pacific（パン・パシフィック）など、グループ会社のホテルには、両替機を置いていることが多いです。簡単に利用できるうえ、ホテル内で安全に両替できます。

ただし、シンガポールは治安がよく、どこからでもモールにアクセスにしやすいため、両替は市内の両替所でも十分です。両替所のほうが両替機のレートよりも基本的にいいので、深夜など緊急時にのみホテルを利用するのがおすすめです。

デビットカード（ATM）

デビットカードはすぐにお金を引き出せるのが特徴です。特にWiseのような海外送金サービスではお得なレートでシンガポールドルを手にできます。

ただしATMには事務手数料がかかることや、デビットカードによっては出金手数料がかかるため、引き下ろし回数には注意が必要です。

クレジットカード（ATM）

デビットカード同様に、すぐにATMでお金を引き出せます。大きなメリットは口座内の金額に関わらず、必要なぶんだけ現金に変えられる点です。

その代わり、引き出した金額は後日まとめて返済する必要があります。大きな買い物をする際には、キャッシング手数料に加え、利息にも気をつけましょう。

関連ページ 💡 外貨両替のおすすめ方法は？手数料やレートを徹底比較

円からシンガポールドルへの両替はどこで、いつするのがおすすめ？

円からシンガポールドルへの両替は、なにを優先するかによっておすすめの方法が変わってきます。

以下ではおすすめの両替方法やタイミングについて解説しましょう。

おすすめの両替方法・場所

一番お得なのは現地で両替をすることです。両替所で両替すると、いいレートでシンガポールドルを受け取れます。

またWiseのようなデビットカードで両替を済ませておくと、電子決済が必要な場面で簡単に使えます。シンガポールではホーカー（屋台街）でも電子決済が使えるところが多いので便利です。

ただし、シンガポールでのトラブルを避けるためにも、事前に一部の金額を日本で両替すると安心です。国内では金券ショップがお得ですが、出発までに出かける暇がない人は、外貨宅配サービスで家に届けてもらうのもひとつの手です。

一方で、空港での両替は国内外問わずにレートが悪い傾向にあります。緊急時を除いて、空港での両替は避けましょう。

両替するおすすめのタイミング

両替のタイミングは出発の2、3週間前とシンガポール到着後の2日目がおすすめです。

出発までに余裕があるほどレートがいいときに両替できます。そのため2、3週間前からレートを確認し、最もお得なときに交換するのが手です。

シンガポール到着後に関しては、街中の両替所のレートを確認し、2日目に一番お得で信頼できそうな両替所を訪れることができます。

現地ATMで両替できる？

シンガポールでは一般的にVisaやMastercardのカードは引きおろせます。またJCBやUnionPayもATMによっては引き出し可能です。

ただし日本のデビットカード・クレジットカードを受けつけない可能性もあるので、現地のATMは補助的に利用するのが安心です。

おすすめのページ 🌸 WiseでシンガポールのATMからお得に現金を引き出す方法は？

円からシンガポールドルへの両替にかかる手数料

シンガポールドルへ両替するときにかかる手数料は、両替する方法によって異なってきます。レートに対する上乗せレートや事務手数料、キャッシング手数料など、幅広い手数料があるからです。

一般的には以下のような手数料がかかります¹⎺⁵：

金融機関や両替所	市場レート＋2〜5%程度
デビットカード	国際ブランドが定めるレート＋ 2〜4％（カード発行会社の事務手数料）
クレジットカード	国際ブランドが定めるレート＋カード会社の事務手数料 2〜4%＋返済日までの借入利息

（2025年8月20日時点の情報）

手数料の例

両替する方法によって、受け取れる金額は異なってきます。同じ金額でも何千円と変わる可能性もあります。

以下では10万円に対して受取額がいくらになるのかを比較しました：

場所	受取額
国内にある銀行（三菱UFJ銀行）⁶	約828シンガポールドル
金券ショップ（J.Market 推定レート）⁷	約828シンガポールドル
一般的なデビットカード（MUFG・VISA） ⁸ ⁹	約863シンガポールドル
Wiseデビットカード	約872シンガポールドル
クレジットカード（MUFG・VISA）⁸ ¹⁰	約856シンガポールドル

（2025年8月20日時点のレートを使用）

※取引のための送金手数料は別途必要なので、各ウェブサイトでご確認ください。

計算方法に関しては以下のとおりです（2025年8月20日時点）：

• 国内の銀行（三菱UFJ銀行）：両替レートは銀行の手数料が上乗せされた「1シンガポールドル＝120.73円」で計算。
• 金券ショップ（J. Market 推定レート）：両替レートは金券ショップの手数料が上乗せされた「1シンガポールドル＝120.73円」で計算
• デビットカード（MUFG・VISA）：多くのカード会社が定める海外事務手数料（約3.05%）を基準に計算。
• Wiseデビットカード：1シンガポールドル＝約114.74円。為替レートに手数料が上乗せされない市場の実際のレート（ミッドマーケットレート）を使用。両替にかかる手数料は、事前に明示される950円のみ。
• クレジットカード（MUFG・VISA）：VISAの「1シンガポールドル＝約112.39円」にMUFGの事務処理費3.85%が追加される。

余ったシンガポールドルを円に両替するおすすめの方法

余ったシンガポールドルは、日本に戻ってから日本円に両替するほうがお得です。以下では日本国内とシンガポール国内で日本円に両替するおすすめの方法を紹介します。

日本国内で円に戻す方法

日本国内で日本円に戻す際は、次の方法がおすすめです：

• 金券ショップに行く：お得なレートで両替できます
• 銀行に行く：手数料はかかるものの、現金を銀行に戻しやすいです

シンガポール国内で円に戻す方法

基本的には日本国内で戻したほうがお得です。それでもシンガポールで戻す必要があればレートのいい両替所で交換することを推奨します。

円をシンガポールドルに両替する時に知っておきたいこと

実際にどこで、どのように両替するのがいいのか分からない、と悩む人もいるかと思います。

以下の情報を確認しておくことで、トラブルを減らせます：

• 必ずパスポートを持っていく - 両替するときにパスポートが必要になることが多いので所持しておくと便利です
• 両替時のレシートは必ず保管しておく - 高額を両替するときは、税関で説明を求められることがあるため、保管しておくと手続きがスムーズになります
• 現金とカードの両方を持っておくこと - シンガポールでは電子決済を使用する場面が多い一方で、一部のホーカー（屋台街）や雑貨店では現金のみを受け付けています
• デビットカード・クレジットカードが国外ATMに対応しているか事前に確認 - 現金が必要な場合は、シンガポール国内のATMでキャッシングできるようにしておきましょう
• 偽札に注意 - 50SGDや100SGD札は、とくに注意が必要です

簡単・お得に円（JPY）をシンガポールドル（SGD）に両替：Wise（ワイズ）

海外旅行に行くのは楽しいですが、計画から費用まで考えることがたくさんあります。両替もそのひとつで「手数料が分かりづらい」「どうすればお得なのか？」と考えることも多いでしょう。そんなときにWiseは便利です。

Wiseのデビットカードは実質レート、つまりレートに上乗せ手数料がありません。また送金手数料も銀行や外貨宅配サービスなど、ほかの両替方法と比べてもお得です。

【Wiseデビットカードの特徴】

• 多くの国で活躍：150ヶ国以上でのデビットカード決済ができ、年会費も無料です。
• 最適な為替レート：上乗せコストのないリアルタイムの為替レートで取引を行うことができます。
• 低額な両替手数料：0.68%～（2025年5月時点）の低額な手数料で、海外旅行での支払いに最適です。
• 決済時に自動で両替：アカウントにシンガポールドル（SGD）がないときは、一番お得な手数料を持つ通貨から自動で両替し、現地通貨で決済が可能です。
• 海外ATMから無料出金：海外でも毎月2回、合計3万円まで無料で出金できます（※ATMから別途手数料が請求される場合があります）。
• 海外事務手数料ゼロ：クレジットカードの高額な海外事務手数料を節約できます。
• 安心のセキュリティ：紛失・盗難に遭っても、アプリ内ですぐにカードを停止することで、不正利用を未然に防げます。

また約50種類の通貨を取り扱っており、以下の国であれば現地口座も取得できます：アメリカ、カナダ、イギリス、EU、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、マレーシア（マレーシア居住の場合のみ）

シンガポールでの滞在中もしくは滞在後に、近隣国のマレーシアやタイ、インドネシアなどに行く場合もWiseのデビットカード1枚で、すべて電子決済でお支払いできます。

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まとめ

日本円からシンガポールドルへ両替するときには、シンガポールの両替所がお得です。ただし出国前には一部シンガポールドルへ交換しておくと、トラブルの際には役立ちます。日本国内では金券ショップが最もお得ですが、状況によっては銀行や空港を利用しましょう。

電子決済や現金の引き出しにはWise（ワイズ）を活用しつつ、素敵な滞在にしてください。

※本記事の情報は2025年8月20日時点の情報を参照しています。そのため、この内容が正確または、最新であることを表明または保証しません。また、本記事の内容は、あくまで参考情報として作成されています。専門的な意見・アドバイスが必要とされる場合、口座をお持ちの銀行やその他の専門家にお問い合わせください。

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ソース

1. NEOBANK 住信SBIネット銀行｜ご利用方法 - 海外でのご利用 | デビットカード
2. 楽天銀行｜デビットカード 海外での使い方
3. エポスカード｜海外でカードを利用した場合、手数料はかかりますか？
4. MUFG｜MUFGカード 海外でのご利用方法
5. Dカード｜ご利用代金のお支払い方法
6. 三菱UFJ銀行｜外為現金・トラベラーズチェック両替相場
7. J・Market｜金券ショップ J・マーケット | チケットショップ・金券買取
8. VISA｜Exchange Rate Calculator - Currency Converter
9. MUFG｜【三菱ＵＦＪデビット】を利用して海外のATMで出金する際のレート・手数料について知りたいのですが。
10. 三菱UFJニコス｜外貨でのショッピングご利用代金を円貨へ換算するための事務処理手数料改定のお知らせ｜クレジットカードなら三菱UFJニコス