Wise(ワイズ)カードはインドネシアのATMでも使える?手数料や具体的な使い方まで解説!

Hikaru Osaka

インドネシア旅行の準備中、「現地通貨のルピアはどこで両替すればいいの?」、「一番お得な方法はなんだろう?」と悩んでいませんか。慣れない海外での両替は、手数料が不明瞭だったり、レートの良い両替所を探すのが手間だったりしますよね。

そんな悩みを解決するのが、海外での利用に特化したWise(ワイズ)のデビットカードです。

この記事では、Wiseカードを使ってインドネシアのATMから、お得かつ安全に現金を引き出す方法を徹底解説します。手数料の仕組みから具体的な操作方法、注意点まで詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてください。

Wise(ワイズ)アカウントを開設する 🚀

目次 🔖

インドネシアでもWise(ワイズ)カードって使えるの?

インドネシアでもデモ使えるWise(ワイズ)カードについての画像

インドネシアでもWiseデビットカードは、もちろん使えます。バリ島をはじめとするインドネシアの各所で利用でき、スムーズに旅行を楽しめます。

Wiseは、世界中で利用されている国際的な金融サービスです。Wiseの多通貨口座と連携したこのカードを使えば、まるで現地の銀行カードのように、インドネシア・ルピア(IDR)での支払いが可能です。 つまり、現地のレストランやお店での支払いはもちろん、ホテルや航空券のオンライン決済にも利用できます。

Wise(ワイズ)カードを使ってインドネシアのATMからお金を引き出せる?

Wiseデビットカードは、インドネシアに設置されているMastercard対応のATMから現金を引き出せます。

空港や街中の両替所を利用するよりもお得に、そして隠れた手数料を心配することなく現地通貨を手に入れることが可能です。

Wiseカードを使ってインドネシアのATMからお金を引き出す方法

Wiseカードを使ったATMでの現金引き出しは、日本のATMを利用するのと同じくらい簡単です。 具体的な手順は、次の通りです。

  1. Wiseカードを挿入:ATMにWiseカードを入れます。
  2. 言語を選択:英語(English)を選びます。
  3. 暗証番号(PIN)を入力:4桁の暗証番号を入力し、「Enter」や「Accept」を押します。
  4. 出金金額を選択:引き出したい金額を選びます。
    ATMごとに引き出し上限額(通常150万〜300万ルピア)が設定されている場合があります。
  5. 取引完了:カードと現金、レシートを受け取ります。

防犯のため、ATMから出てきたカードはすぐに抜き取ってください。

【重要:DCC手数料を避ける】

ATM画面で「日本円(JPY)での取引」か「現地通貨(IDR)での取引」か尋ねられたら、必ず 「現地通貨(IDR)」(英語表記例:Without Conversion、Accept in IDR) を選んでください。「日本円」を選ぶと、ATM独自の不利なレートで両替され、損をしてしまいます。

Wiseカードが利用できるおすすめのインドネシアのATM

Wiseカードを使ってインドネシアのATMからお金を引き出している画像

インドネシアでは、ATM側の手数料(第三者手数料)が無料、または安価なATMが存在します。評判が良い銀行ATMには、次のものが挙げられます。

  • CIMB NIAGA:国際的な銀行でインドネシア内で多く設置されている。
  • Bank Mandiri:インドネシアで人気の銀行。
  • Maybank:マレーシアの大手銀行。

インドネシアのATMを安全に利用するには?

インドネシアでATMを安全に利用するためには、スキミング被害やカードの吸い込みといったトラブルへの対策が重要です。Wiseカードにはアプリで即座に利用停止できるなど、万が一の際のセキュリティ機能も充実していますが、事前対策を怠らないようにしましょう。

【スキミングを防ぐためのポイント】

バリ島などの有名な観光地では、カード情報を盗み取るスキミング被害が報告されています。被害を未然に防ぐため、以下の点を心がけましょう。

  • ATMの場所を選ぶ:人通りの少ない場所は避け、銀行に併設されたATMや、警備員がいるショッピングモール内のATMを利用しましょう。
  • 利用前に確認する:カード挿入口などに不審な機器が取り付けられていないか、目で見て確認しましょう。

【カードの吸い込みを防ぐためのポイント】

取引が終わってカードが出てきたら、すぐに抜き取ってください。盗難防止機能により、しばらく放置するとカードが吸い込まれることがあります。海外のATMは、盗難防止機能が作動するまでの時間が短い場合があるため、特に注意が必要です。

Wise(ワイズ)アカウントを開設する 🚀

WiseカードのインドネシアでのATM手数料について

WiseカードのATM手数料は、お得な料金体系になっています。

1か月あたり最大30,000JPYまでの現金引き出し

条件手数料
毎月2回までの出金無料
3 回以上の引き出し1回の出金あたり70円

1ヵ月あたり30,000JPY以上

条件手数料
毎月2回までの出金お引き出し額の1.75%
3 回以上の引き出し70円 + お引き出し額の1.75%

一般的なクレジットカード(海外キャッシング)との比較1+2

ATM手数料為替レート金利
Wiseデビットカード月2回、合計3万円まで無料ミッドマーケットレート \ 両替手数料:0.73%〜なし
一般的なクレジットカード1万円以下:110円

1万円超:220円

国際ブランドが定める為替レート ※市場レートに為替手数料が含まれている年率18.0%など

上記に加えて、現地ATMの手数料が発生することがあります。これは、ATMを所有する現地の銀行が設定する手数料です。

Wiseの手数料が一般的なクレジットカードと比べて安い理由は?

海外ATMでの手数料を比較する際、単純な金額だけでなく「コストがいつ、どのように決まるのか」という仕組みの違いを理解することが重要です。

Wiseの場合:「使う前」に支払う総額がわかる・数少ない手数料

例えば、Wiseのアプリで「3万円を両替する」と試算すれば、その時点でかかる両替手数料が「259円」と明確に表示されます。そのため、「レートが悪かったらどうしよう」「後から不明な請求が来ないか」といった心配がありません。

ATM手数料がWiseの無料枠内であれば、最終的な手数料がゼロのケースもあります。
※現地通貨(ペソ)を所持(両替手数料も不要) + 現地ATM会社の手数料が無料の場合

クレジットカードの場合:「使った後」に決まる請求額・多用な手数料

一方で、一般的なクレジットカードの海外キャッシングは、利用したその場では最終的な支払総額がわからないのが特徴です。その理由は、請求額が複数の要素で「後から」決まるためです。

  • 為替レートに含まれる手数料(海外事務手数料)
  • カード会社が定めるATM利用手数料
  • 返済日まで日々加算される金利
  • (現地ATM会社の手数料)

つまり、利用者がその場でコストを正確に把握できません。加えて、手数料の種類も比較的多く、その合計金額も高くなる傾向にあります。

Wise(ワイズ)アカウントを開設する 🚀

インドネシアでもデモ使えるWise(ワイズ)カードについての画像


*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



当社は明示的または黙示的にかかわらず、この内容が正確、完全または最新であることを表明または保証しません。

国境のない金融

詳しくはこちら
パーソナルファイナンス

三菱UFJカードとは?審査・種類・ポイント還元・キャンペーンを徹底解説

三菱UFJカードは、三菱UFJニコス株式会社が発行するクレジットカードです。この記事では、三菱UFJカードの種類、年会費、ポイント還元、申し込み方法、使い方、審査内容などを解説します。また、比較検討したいお得なWise(ワイズ)デビットカードについても併せてご紹介します。

Hikaru Osaka
2025年8月7日 7分で読めます

役立つ情報、ニュース、お知らせ