タイ輸入代行&個人輸入ガイド|方法・費用・おすすめ業者を徹底解説
タイの商品の購入方法には個人輸入や輸入代行などがあります。タイからの個人輸入や輸入代行とはどのような方法なのでしょう。方法の違いや輸入代行業者のおすすめ、支払いや送金に便利なWiseなどについて解説します。
商品をオンラインで販売するときに、Amazonでの販売も考えますよね。Amazonは他のプラットフォームが何が違うのか、実際にどう登録するのかなど、色々と疑問が沸いてくるでしょう。
本記事では、Amazonで出品するメリット・デメリットだけではなく、かかる手数料や実際に始める方法などについても、分かりやすく紹介しています。
また越境EC(国外への販売)を考えている人のためにWise法人アカウント(Wise Business)についても紹介しています。
Wise法人アカウント(Wise Business)は、オンラインで海外送金の受け取りや送金に役立つプラットフォームです。WiseアカウントをAmazonからの送金先に設定することで、各マーケットプレイス(国)から現地通貨での支払いを受け取り、お得な為替レートと手数料で利用通貨に資金を両替することができます。Amazonでの収益の受け取り先としてぜひWise法人アカウントも検討してみてください。
Wise法人アカウントについては記事の最後で詳しく説明しているので、ぜひ確認してみてください。
目次 🔖 |
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※本記事の情報は2020年9月2日時点の情報を参照しています。そのため、この内容が正確、完全または最新であることを表明または保証しません。また、本記事の内容は、あくまで参考情報として作成されています。専門的な意見、最新の情報が必要とされる場合、サービスの提供元やその他の専門家にお問い合わせください。
Amazon(アマゾン) は、アメリカ合衆国に本拠地を置く、世界最大級のEコマースプラットフォームです。
大きな特徴はFBAといって、在庫保管・出荷・返品対応までAmazonが代行してくれるサービスを導入できる点です。通常は、配送や倉庫は別々で自身で用意するところを販売してから配送されるまでを一貫して遂行できるのが魅力になっています。
日本は世界で2番目にAmazonのシェアが大きく、全体の8.93%を誇り、日本だけで平均月間5.34億の合計訪問数があります(2025年時点)。
また人口が多いアメリカでのシェアも47.46%を占めているため、越境ECを目指す人の登竜門としても知られています(2025年時点)。
Amazonは他のプラットフォームと比べて使いやすい理由がいくつかあります。同時に注意する点もいくつかあるため、以下ではその対策についてもご紹介します。
Amazonで商品を出品するメリットは、初心者でも始めやすいぐらい簡単なシステムです。自分の思うようなデザインを含め、自分の販売したい国にも簡単に売れます。
メリット:
一方で商品を出品する際に気をつけることもいくつかあります。ただし、Amazonの使用に慣れていけば、デメリットを覆すことができるでしょう。
デメリット:
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Amazonで商品を出品するには、いくつかの条件を満たす必要があります。
条件は次のとおりです:
Amazonを利用するときに、まずは「大口出品」と「小口出品」の2つの出品形態からひとつ選ぶ必要があります。
小口出品は、1点ごとに手数料がかかるため、1品の価格(利益)が高く、数がそんなに出ない人におすすめです。もし配送料をあまりかけずに配送できる場合は、始めたての人にも適しています。
大口出品は、月額なのに加え、小口では使用できないツールも使用できます。そのためEコマースを事業とする人やオンライン上で既に製品をいくつか持っている企業におすすめです。
小口出品と大口出品の違いについて:
小口出品 | 大口出品 |
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1点売れるごとに100円 | 月額4,900円 |
毎月49点以下の商品を販売する人に適している | 毎月49点以上の商品を販売する人に適している |
広告や無料配送のようなプロモーションなどはつけられない | 広告や無料配送のようなプロモーションなどはつけられる |
販売できる製品に制限が課される | 小口では制限のあるカテゴリーの商品を販売できる |
以下は大口出品だと使えるサービスや機能です:
出品プランのほかにも、Amazonで出品するときにかかる手数料があります。
Amazonで出品するのに必要な手数料:
手数料名 | かかる手数料 |
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大口出品/ 小口出品 | 月額4,900円/ 1商品100円 |
販売手数料 | 商品代金の5%〜15%(Amazonの機器アクセサリは45%)、最低販売手数料は0〜30円 |
FBA手数料 | 配送代行手数料 222円〜5,625円、在庫保管手数料 1日につき3.1円〜10.087円×商品サイズ÷(10cm × 10cm ×10cm)× 保管日数/ 当月の日数 |
(※2025年9月2日現在)
大口商品では、製品の価格に追加して、配送料を自身で設定できます。ただし小口商品では、Amazonが指定した固定送料が適用されます。つまり、送料が足りなくなった分、自分で負担する可能性が高いわけです。
配送料も手数料の計算対象になるため、注意しましょう。
販売手数料は商品と売り上げの合計額によって、変わってきます。以下はその一部です。
販売手数料(一部):
カテゴリー | 販売手数料の割合 |
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TVゲーム機本体 | 商品1点あたりの売上の合計が750円以下の場合:商品代金の5% 商品1点あたりの売上の合計が750円を超える場合:商品代金の8% (以下略) |
TVゲーム&ゲーム用アクセサリ | 15% |
メディア - 本、DVD、ミュージック、PCソフト、ビデオ | 15% |
ホーム&キッチン | 750円以下:5% 750円以上:15% |
エレクトロニクス | 750円以下:5% 750円以上:8% |
ビューティ | 750円以下:5% 750円〜1,500円:8% 1,500円以上:10% 一部商品は15% |
服&ファッション小物 | 750円以下:5% 750円〜2,500円:8% 2,500円〜3,000円:12% 3,000円以上:3,000円までの部分は12%、3,000円を超える部分は8% |
シューズ | 750円以下:5% 750円〜7,500円:12% 7,500円以上:7,500円までの部分は12%、7,500円を超える部分は8% 一部商品は6% |
スポーツ&アウトドア | 750円以下:5% 750円以上:10% |
パソコン・周辺機器 | 750円以下:5% 750円以上:8% |
(※2025年9月2日現在)
もし1点500円のキッチン用具(500g)を国内で販売し、自身で配送・保管し、1ヶ月の売り上げが10点、5,000円だった場合、次のような計算です。
ケース1:
手数料名 | 手数料 |
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小口出品(1点100円) | 10点1,000円 |
販売手数料(1点5%) | 10点で250円 |
合計手数料 | 1,250円 |
またケース1の場合、別途国内配送料がかかります。
もし1点7,000円の靴を49点以上を国内で販売しており、FBAを使用し、1ヶ月の売り上げが100点、70万円だった場合は、次のような計算です。
ケース2:
手数料名 | 手数料 |
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大口出品 | 月額4,900円 |
販売手数料(1点12%) | 10点で8,400円 |
FBA配送代行手数料(1点465円だとする) | 4.65万円 |
FBA倉庫保管手数料(在庫が180点あり、1日1点5.5円だった場合を元に計算) | 約7,000円 |
合計手数料 | 6.68万円 |
※FBAの配送代行手数料と倉庫保管手数料は、服やファッション、小物、靴、バッグに関しては、1〜9月と10月〜12月で値段が変わります。
出品にかかるコストはAmazonに直接支払う費用だけではありません。例えば、商品を販売するときには、以下のようなコストもかかります。
手数料以外のコスト:
また、越境ECを行う場合には、以下のコストもかかってきます。
越境ECでかかるコスト:
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Amazonで出品するには、まず出品者用のアカウントであるセラーアカウントを作成する必要があります。書かれている通りにステップを進むとアカウント登録が完成し、出品できる状態になります。
Amazonのアカウントを作成する方法⁶ :
1.出品用のAmazonアカウント作成ページにアクセスする
2.「Amazonアカウントを作成」をクリックし、名前、メールアドレス、パスワードを入力
3.メールアドレスに届いたコードを入力し、「アカウントの作成」をクリック
4.ログインしたら、ビジネス情報を入力する
5.出品者の情報を入力する
6.請求先情報を入力
7.商品情報を入力
8.本人確認をする
9.10日ほどを目安に審査がされ、審査が通ると出品を始められる⁷
本人確認には以下の書類が必要です。
有効期限内の顔写真入りの身分証明書:パスポートもしくは運転免許証が必要です。マイナンバーは使用できないので注意してください。
過去180日以内に発行された各種取引明細書:クレジットカードの利用明細書、インターネットバンキング取引明細、預金通帳のいずれかが必要です。異なるクレジットカード情報でも使用できます。
商品の中には、Amazonで販売できないものもあります。例えば、食品衛生法に沿った食品は販売可能ですが、ガイドラインに適していない輸入食品や保存期間が短い食品、クジラ肉やイルカ肉などの食品は禁止されています⁹。
商品が登録できるかを確認するには、セラーセントラルでASINやJANコードを入力して検索、もしくはAmazon公式サイトのガイドを確認してください。
まだAmazonに登録がない商品は、必要な書類を申請し、出品許可を得る必要があります。
禁止・制限のあるカテゴリー・商品:
出品を始めるには、出品情報を入力しましょう。出品に関しては以下の情報が必要です。Amazonの既存カタログに商品がなかった場合、新たに登録するステップが必要です。
出品情報:
次にユーザーが読んで、購入を検討する商品詳細を入力していきます。
商品詳細:
なお、以下で文字数や画像ピクセルの詳細を表にまとめています。
商品情報 | 商品詳細 |
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商品名 | スペースを含めて200文字以内 |
商品画像 | 500 x 500 または 1,000 x 1,000 ピクセルかつ白の背景 |
商品仕様 | 商品仕様を可能な限り短い文章でまとめる |
商品説明 | 商品の内容を詳細に説明した文章(SEOを意識することで検索にかかりやすくなる) |
(※2025年9月2日現在)
出品は以上の3ステップで完了です。ただし出品しただけでは、商品は売れません。商品の設定や価格の調整など、様々な方法で販売していきましょう。
Amazonでは出品したい国のセラーアカウントを開設すれば、日本から次の37ヶ国へ商品を販売できます。
世界各国のAmazonストア¹⁰:
アジア太平洋 | 北米・南米 | ヨーロッパ | 中東 |
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(※2025年9月2日現在)
以下では日本国外で商品を販売する際のメリット・デメリットについても話しましょう。
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国外で販売するには、どんなメリットがあるのか不思議に思う人もいるでしょう。越境ECには更なる可能性が広がっています。
メリット:
ただし越境ECにはいくつかデメリットがあります。
デメリット:
受け取った収入は、Amazon Payアカウントにすべて入金され、記載されている支払い期日に入金が確認できます。
初めての入金は、販売用アカウントの登録から14日後に通常行われます。
Amazonの口座情報を設定し、Wiseへの入金を考えている方は「Amazonから資金を受け取る方法について」も参考にしてください:
出品するための手順は以上ですが、出品するときは次のポイントも押さえると売り上げに繋がります。
出品で押さえておきたいポイント:
もし越境ECを考えているのであれば、Wiseは異なる通貨を管理するのに向いています。お得に素早く送金できるだけでなく、色んな通貨を取り扱っているのでアプリひとつで管理することが可能です。
ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社(日本のWise)もAmazon's Payment Service Provider Program(アマゾン・ペイメント・サービスプロバイダープログラム) ¹³に参加しています。そのため、複数のAmazonマーケットプレイスで商品を販売している場合、異なる通貨での収益を直接Wiseアカウントで受け取ることが可能です。これにより、高額な両替手数料を支払う必要がなくなります。
現地通貨受け取った支払いをWiseで両替することで、リアルタイムのレート(ミッドマーケットレート)を使った為替レートでご利用の通貨に両替することができます。
【Wise法人アカウントの特徴】
Wiseアカウントの口座情報は、世界中のAmazonでご利用いただけますが、現地通貨での支払いにのみ対応しています。例えば、Amazon USから支払いを受け取るにはUSD口座情報を、Amazon EUから支払いを受け取るにはヨーロッパのIBANの口座情報を取得することで、現地通貨で支払いが受け取れます。Amazonは国際決済に対応していないため、英ポンド(GBP)やのユーロ(EUR)の口座を使いながら、これらの通貨と異なる通貨での支払いを受け取ることはできません。
以下でAmazonでWiseの口座情報を設定する方法を見ていきましょう。
なお、アメリカ在住者ではない場合、Amazonから税金の確認を求められることがあります。この場合、アメリカ国外の居住者であり納税者ではないことを明記した書類に署名するようにしましょう。支払いや新商品の投稿は、署名およびAmazonへの返送が完了するまで保留となります。
ぜひAmazonからの収益の受け取りにWise法人アカウントの利用を検討してみてください。
Amazonは、Eコマースプラットフォームの中でも始めやすく、売りやすいのが特徴です。始めるまでの手順はたくさんありますが、国内だけでなく、国外へとビジネスを拡大し、利益を輩出することもできます。Wise(ワイズ)はそんな越境ECを始めるユーザーにとって、送金における手間を減らしてくれます。Wise Businessを利用して、より自由な取引を始めましょう。
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Wiseは、Amazonを含むEtsyやUpworkなどのグローバルマーケットプレイスでの資金の送金や受け取りに対応しています。Wiseのお得な両替手数料でコストを抑えながら、複数の通貨で支払いを受け取り、1つのアカウントでお金を管理しましょう。
※本記事の情報は2020年9月2日時点の情報を参照しています。そのため、この内容が正確、完全または最新であることを表明または保証しません。また、本記事の内容は、あくまで参考情報として作成されています。専門的な意見、最新の情報が必要とされる場合、サービスの提供元やその他の専門家にお問い合わせください。
ソース
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