Amazonに出品する方法|出品にかかる手数料や出品形態などについて詳しく解説

Hikaru Osaka

商品をオンラインで販売するときに、Amazonでの販売も考えますよね。Amazonは他のプラットフォームが何が違うのか、実際にどう登録するのかなど、色々と疑問が沸いてくるでしょう。

本記事では、Amazonで出品するメリット・デメリットだけではなく、かかる手数料や実際に始める方法などについても、分かりやすく紹介しています。

また越境EC(国外への販売)を考えている人のためにWise法人アカウント(Wise Business)についても紹介しています。

Wise法人アカウント(Wise Business)は、オンラインで海外送金の受け取りや送金に役立つプラットフォームです。WiseアカウントをAmazonからの送金先に設定することで、各マーケットプレイス(国)から現地通貨での支払いを受け取り、お得な為替レートと手数料で利用通貨に資金を両替することができます。Amazonでの収益の受け取り先としてぜひWise法人アカウントも検討してみてください。

Wise法人アカウントについては記事の最後で詳しく説明しているので、ぜひ確認してみてください。

Wise(ワイズ)法人アカウントについて知りたい 💡

目次 🔖

※本記事の情報は2020年9月2日時点の情報を参照しています。そのため、この内容が正確、完全または最新であることを表明または保証しません。また、本記事の内容は、あくまで参考情報として作成されています。専門的な意見、最新の情報が必要とされる場合、サービスの提供元やその他の専門家にお問い合わせください。

Amazon(アマゾン)とは¹ ²?

Amazon(アマゾン)とは

Amazon(アマゾン) は、アメリカ合衆国に本拠地を置く、世界最大級のEコマースプラットフォームです。

大きな特徴はFBAといって、在庫保管・出荷・返品対応までAmazonが代行してくれるサービスを導入できる点です。通常は、配送や倉庫は別々で自身で用意するところを販売してから配送されるまでを一貫して遂行できるのが魅力になっています。

日本は世界で2番目にAmazonのシェアが大きく、全体の8.93%を誇り、日本だけで平均月間5.34億の合計訪問数があります(2025年時点)。

また人口が多いアメリカでのシェアも47.46%を占めているため、越境ECを目指す人の登竜門としても知られています(2025年時点)。


Amazonで商品を出品するメリット・デメリット

Amazonは他のプラットフォームと比べて使いやすい理由がいくつかあります。同時に注意する点もいくつかあるため、以下ではその対策についてもご紹介します。

Amazonで商品を出品するメリット

Amazonで商品を出品するメリットは、初心者でも始めやすいぐらい簡単なシステムです。自分の思うようなデザインを含め、自分の販売したい国にも簡単に売れます。

メリット:

  • 全世界に向けて商品を販売できる - Amazonは日本国内で販売している商品を別の国にも売ることができます。そのため市場を簡単に拡大することが可能です。
  • 個人でも始めやすい - 使い方が分かりやすいのもそうですが、利用者が多いため、集客がしやすいです。
  • 出店費用が比較的安価で始めやすい - 法人であっても月に4,900円支払えば使い放題です。広告やSNSなど、他の施策に予算を振り分けられます。
  • FBA納品代行ができる - 商品の管理から配送、返品までを行ってくれる代行サービスを、商品をアップロードするだけで使用できます。別途料金はかかりますが、一元で行える便利さはAmazonの強みです。
  • A+コンテンツなどで訴求力を高めやすい - 商品以外の部分にも画像や製品説明をたくさん入れられます。

Amazonで商品を出品するデメリット

一方で商品を出品する際に気をつけることもいくつかあります。ただし、Amazonの使用に慣れていけば、デメリットを覆すことができるでしょう。

デメリット:

  • 競争が激しい - 皆が商品を販売しているので、類似商品がすでに売られていることが多いです。ユーザーのニーズを正確に把握し、競合を分析し、それから宣伝をすることで、商品の売れ行きをスムーズにできます。
  • 保管費用の負担 - FBAを使用する場合、保管している間は料金がかかります。
  • 手数料が高い - 運用費用とは別に販売手数料(5~15%⁴)があります。そのためAmazonでは商品の価格を高めに設定する必要があります。
関連ページ 💡 海外取引に消費税はかかる?課税・非課税対象となるケースについて解説

Amazonで出品するのにクリアしなければならない条件³

Amazonで商品を出品するには、いくつかの条件を満たす必要があります。

条件は次のとおりです:

  • 個人事業主もしくは法人であること
  • 一定の費用が支払えること(月額登録料4,900円税別もしくは1商品につき100円、任意でFBA手数料)
  • 出品者の本人確認書類や基本的な情報を共有できること
  • 出品禁止製品ではないこと

Amazonで利用できる出品形態(プラン)⁴

Amazonを利用するときに、まずは「大口出品」と「小口出品」の2つの出品形態からひとつ選ぶ必要があります。

小口出品は、1点ごとに手数料がかかるため、1品の価格(利益)が高く、数がそんなに出ない人におすすめです。もし配送料をあまりかけずに配送できる場合は、始めたての人にも適しています。

大口出品は、月額なのに加え、小口では使用できないツールも使用できます。そのためEコマースを事業とする人やオンライン上で既に製品をいくつか持っている企業におすすめです。

小口出品と大口出品の違いについて:

小口出品大口出品
1点売れるごとに100円月額4,900円
毎月49点以下の商品を販売する人に適している毎月49点以上の商品を販売する人に適している
広告や無料配送のようなプロモーションなどはつけられない広告や無料配送のようなプロモーションなどはつけられる
販売できる製品に制限が課される小口では制限のあるカテゴリーの商品を販売できる

以下は大口出品だと使えるサービスや機能です:

  • 追加のカテゴリーへの出品を申請する
  • 一括出品ができる(時間を節約)
  • フィード、スプレッドシート、レポートを使用して、在庫を管理
  • 検索結果の上位や商品詳細ページに商品を掲載する
  • APIを統合(出品効率を上げる)
  • 本、音楽、ビデオ、DVD以外の商品に独自の配送料を設定する
  • オンサイトの広告ツールを使用(認知を拡大できる)
  • 無料配送などのプロモーションが行える
  • アカウントに複数のユーザーを追加する

Wise バナー

Amazonで出品するのに必要な手数料⁴

出品プランのほかにも、Amazonで出品するときにかかる手数料があります。

Amazonで出品するのに必要な手数料:

手数料名かかる手数料
大口出品/ 小口出品月額4,900円/ 1商品100円
販売手数料商品代金の5%〜15%(Amazonの機器アクセサリは45%)、最低販売手数料は0〜30円
FBA手数料配送代行手数料 222円〜5,625円、在庫保管手数料 1日につき3.1円〜10.087円×商品サイズ÷(10cm × 10cm ×10cm)× 保管日数/ 当月の日数

(※2025年9月2日現在) 

大口商品では、製品の価格に追加して、配送料を自身で設定できます。ただし小口商品では、Amazonが指定した固定送料が適用されます。つまり、送料が足りなくなった分、自分で負担する可能性が高いわけです。

配送料も手数料の計算対象になるため、注意しましょう。

販売手数料は商品と売り上げの合計額によって、変わってきます。以下はその一部です。

販売手数料(一部):

カテゴリー販売手数料の割合
TVゲーム機本体商品1点あたりの売上の合計が750円以下の場合:商品代金の5%

商品1点あたりの売上の合計が750円を超える場合:商品代金の8%

(以下略)

TVゲーム&ゲーム用アクセサリ15%
メディア - 本、DVD、ミュージック、PCソフト、ビデオ15%
ホーム&キッチン750円以下:5%

750円以上:15%

エレクトロニクス750円以下:5%

750円以上:8%

ビューティ750円以下:5%

750円〜1,500円:8%

1,500円以上:10%

一部商品は15%

服&ファッション小物750円以下:5%

750円〜2,500円:8%

2,500円〜3,000円:12%

3,000円以上:3,000円までの部分は12%、3,000円を超える部分は8%

シューズ750円以下:5%

750円〜7,500円:12%

7,500円以上:7,500円までの部分は12%、7,500円を超える部分は8%

一部商品は6%

スポーツ&アウトドア750円以下:5%

750円以上:10%

パソコン・周辺機器750円以下:5%

750円以上:8%

(※2025年9月2日現在) 

もし1点500円のキッチン用具(500g)を国内で販売し、自身で配送・保管し、1ヶ月の売り上げが10点、5,000円だった場合、次のような計算です。

ケース1:

手数料名手数料
小口出品(1点100円)10点1,000円
販売手数料(1点5%)10点で250円
合計手数料1,250円

またケース1の場合、別途国内配送料がかかります。

もし1点7,000円の靴を49点以上を国内で販売しており、FBAを使用し、1ヶ月の売り上げが100点、70万円だった場合は、次のような計算です。

ケース2:

手数料名手数料
大口出品月額4,900円
販売手数料(1点12%)10点で8,400円
FBA配送代行手数料(1点465円だとする)4.65万円
FBA倉庫保管手数料(在庫が180点あり、1日1点5.5円だった場合を元に計算)約7,000円
合計手数料6.68万円

※FBAの配送代行手数料と倉庫保管手数料は、服やファッション、小物、靴、バッグに関しては、1〜9月と10月〜12月で値段が変わります。

Amazonでの出品でかかる他のコスト

出品にかかるコストはAmazonに直接支払う費用だけではありません。例えば、商品を販売するときには、以下のようなコストもかかります。

手数料以外のコスト:

  • 商品を包む袋代 - Amazonの段ボールに入れる前に自身で商品を包装する必要があります
  • 返品時の送料 - 購入者が返品を求めて、出品者が返品を承認した場合、送料は出品者が支払うこととなります。
  • 配送費(FBAを利用しない場合) - 自身で配送会社を探す必要があります。意外とコストがかかるため、安価なサービスを見つけることが大切です。
  • 倉庫保管費用(FBAを利用しない場合) - 自宅で保管することは可能ですが、数が多い場合は自身で倉庫を探す必要があります。
  • 維持費用⁵ - 冷蔵/ 保温、除湿/ 加湿など、適切な環境を維持する必要がある商品は別途費用がかかります。
  • A+ デザイン費用(任意) - Amazonに商品紹介コンテンツ、A+というものがあります。A+に自身の製品についてアピールすることで購入に繋がりやすくなります。そのデザインをプロに頼む場合は、別途費用がかかります。
  • テープやペンなどの文房具代 - 梱包するときに細々とした文房具を頻繁に使うようになります。

また、越境ECを行う場合には、以下のコストもかかってきます。

越境ECでかかるコスト:

  • 国際送料 - 日本国内の送料に加え、日本から特定の国、そしてその国の中での送料が別途かかります。
  • 税金 - 関税や輸入消費税などを支払う必要があります。最新の情報は各国当局・Amazon公式サイトを確認しましょう。
  • 通関手数料 - 輸入するときには、受け取りをする人が必要です。そのため商品を受け取ってくれる業者を雇う必要があります。多くの場合は国内配送(海外)も同時に行ってくれます。
  • ローカライズ費用 - 商品をその国の言語に翻訳する必要があります。またA+コンテンツも、より外国の人を惹きつけるデザインに変える必要も出てくるかもしれません。
  • 為替手数料 - 基本的に販売した国の通貨で利益が入ります。日本円に両替する際には注意が必要です。国の経済状況や情勢によって日々レートが変わるだけではなく、使用する両替サービスによっても複数の手数料がかかります(上乗せ手数料、事務手数料/ 送金手数料)
関連ページ 💡 個人輸入にはいくら関税がかかる?お得な海外送金方法も

Amazonで出品する方法・アカウント作成方法⁶

Amazonで出品する方法・アカウント作成方法

Amazonで出品するには、まず出品者用のアカウントであるセラーアカウントを作成する必要があります。書かれている通りにステップを進むとアカウント登録が完成し、出品できる状態になります。

Amazonのアカウントを作成する方法⁶ :

1.出品用のAmazonアカウント作成ページにアクセスする
2.「Amazonアカウントを作成」をクリックし、名前、メールアドレス、パスワードを入力
3.メールアドレスに届いたコードを入力し、「アカウントの作成」をクリック
4.ログインしたら、ビジネス情報を入力する

  • 事業所の所在地
  • 事業の種類
  • 会社名
  • 法人番号
  • 登録会社住所
  • 電話番号

5.出品者の情報を入力する

  • 身分証明に記載されている名前
  • 国籍
  • 出生国
  • 生年月日
  • 居住住所

6.請求先情報を入力

  • 銀行の情報
  • クレジットカードの情報

7.商品情報を入力

  • ストア名
  • 商品コード
  • メーカーかブランド所有者かの回答

8.本人確認をする

  • 有効期限内の顔写真入りに身分証明書
  • 過去180日以内に発行された各種取引明細書

9.10日ほどを目安に審査がされ、審査が通ると出品を始められる⁷

本人確認には以下の書類が必要です。

有効期限内の顔写真入りの身分証明書:パスポートもしくは運転免許証が必要です。マイナンバーは使用できないので注意してください。

過去180日以内に発行された各種取引明細書:クレジットカードの利用明細書、インターネットバンキング取引明細、預金通帳のいずれかが必要です。異なるクレジットカード情報でも使用できます。


Amazonで商品を出品する手順⁸

Amazonで商品を出品する手順

1. 商品が登録できるかを確認する

商品の中には、Amazonで販売できないものもあります。例えば、食品衛生法に沿った食品は販売可能ですが、ガイドラインに適していない輸入食品や保存期間が短い食品、クジラ肉やイルカ肉などの食品は禁止されています⁹。

商品が登録できるかを確認するには、セラーセントラルでASINJANコードを入力して検索、もしくはAmazon公式サイトのガイドを確認してください。

まだAmazonに登録がない商品は、必要な書類を申請し、出品許可を得る必要があります。

禁止・制限のあるカテゴリー・商品:

2. 商品登録をする

出品を始めるには、出品情報を入力しましょう。出品に関しては以下の情報が必要です。Amazonの既存カタログに商品がなかった場合、新たに登録するステップが必要です。

出品情報:

  • 製品コード
  • SKU(在庫を追跡するために作成していただく製品コード)
  • 出品の詳細(価格、商品の状態、出品数、配送オプションなど)
  • 商品の詳細(商品名、ブランド、カテゴリー、説明、画像)
  • 購入者が商品を見つけやすくするためのキーワード、語句

3. 商品詳細を入力する

次にユーザーが読んで、購入を検討する商品詳細を入力していきます。

商品詳細:

  • 商品のタイトル
  • 商品の画像
  • 商品のバリエーション
  • 商品仕様
  • おすすめ商品
  • 他の出品者の商品
  • 商品説明

なお、以下で文字数や画像ピクセルの詳細を表にまとめています。

商品情報商品詳細
商品名スペースを含めて200文字以内
商品画像500 x 500 または 1,000 x 1,000 ピクセルかつ白の背景
商品仕様商品仕様を可能な限り短い文章でまとめる
商品説明商品の内容を詳細に説明した文章(SEOを意識することで検索にかかりやすくなる)

(※2025年9月2日現在) 

出品は以上の3ステップで完了です。ただし出品しただけでは、商品は売れません。商品の設定や価格の調整など、様々な方法で販売していきましょう。


日本国外にも出品できる?

Amazonでは出品したい国のセラーアカウントを開設すれば、日本から次の37ヶ国へ商品を販売できます。

世界各国のAmazonストア¹⁰:

アジア太平洋北米・南米ヨーロッパ中東
  • オーストラリア
  • シンガポール
  • インド
  • アメリカ
  • カナダ
  • メキシコ
  • ブラジル
  • ドイツ
  • イギリス
  • フランス
  • イタリア
  • スペイン
  • オランダ
  • ポーランド
  • スウェーデン
  • アラブ首長国連邦
  • トルコ

(※2025年9月2日現在) 

以下では日本国外で商品を販売する際のメリット・デメリットについても話しましょう。

関連ページ 💡 英語での領収書の書き方:テンプレートやメールでの送り方まで解説!

越境ECのメリット

国外で販売するには、どんなメリットがあるのか不思議に思う人もいるでしょう。越境ECには更なる可能性が広がっています。

メリット:

  • 販売数を大幅に拡大できる:ユーザー数が大幅に拡大する分、最大販売数も拡大します。
  • 付加価値をつけて利益を拡大できる:日本では普通でも、他国にはエキゾチックもしくは特別に見える商品があるかもしれません。ユーザーが更なる付加価値を感じれば、より高価な価格で販売できます。
  • 在庫が残るリスクを防げる:例えば、日本で販売した夏服の在庫が残っても、夏が来るオーストラリアで販売し、在庫をはけることができます。
  • トレンドに敏感になる:他国では既に人気があるけど、日本ではまだ販売されていない商品をいち早く見つけ、シェアを獲得するのが容易になります。

越境ECのデメリット

ただし越境ECにはいくつかデメリットがあります。

デメリット:

  • 追加のコストがかかる:場合によっては各国にFBAが必要になったり、返品の配送費にさらなるコストがかかったりと、地理的な遠さから追加料金がかかります。
  • 各国の経済や財政状況に依存する:国の経済や財政状況と一緒に通貨のレート上昇や配送リスクなど起きます。そのため販売する国について詳しくなる必要があります。
  • 言語の壁:カスタマーサポートで異なる言語が必要となるため、スタッフを雇う、もしくはAIを駆使するなど、工夫が必要です。
  • 差別化が難しい:日本だけではなく、世界が競合になるため、アメリカのような大きな市場では、商品数で埋もれるだけでなく、似たような商品でより安価に売られている可能性もあります。
  • 運営の複雑化:異なる言語、配送日数、法律、ルールなどにより、複雑になるため、シンプルになるような仕組みづくりが必要です。

Amazonからの入金を受け取る方法・受け取りの流れ

受け取った収入は、Amazon Payアカウントにすべて入金され、記載されている支払い期日に入金が確認できます。

初めての入金は、販売用アカウントの登録から14日後に通常行われます。

Amazonの口座情報を設定し、Wiseへの入金を考えている方は「Amazonから資金を受け取る方法について」も参考にしてください:

Amazonでの出品で押さえておきたいポイント

出品するための手順は以上ですが、出品するときは次のポイントも押さえると売り上げに繋がります。

出品で押さえておきたいポイント:

  • 適切な商品を選ぶ - 人気のカテゴリーを確認し、その中でも売れそうな商品を選定します。競合分析も行い、売れそうな商品を選びましょう。Amazonの分析ツールの利用もおすすめします。
  • 商品が販売できるかを事前に確認する - 法律に触れるかを事前にAmazon公式サイトで確認するのが大切です。
  • 配送費を把握する - 特に越境ECですと、重さや大きさによって配送費が大きく変わってきます。商品を仕入れる・製造する前に配送費の合計額を算出することをおすすめします。
  • 広告やSNS、キーワード選定など集客を考える - 広告やSNSなどで認知を広げるだけでなく、Amazon内で正しいキーワードを選定することで、ユーザーが商品を検索しやすくなります。
  • レビュー管理を行う - レビューはユーザーが商品購入を決める大きな指標になります。レビューには反応し、ユーザーの意見に耳を傾けながら改善していくのが大切です。

お得なレートや手数料での送金の受け取りに:Wise(ワイズ)

お得なレートや手数料での送金の受け取りに:Wise(ワイズ)

もし越境ECを考えているのであれば、Wiseは異なる通貨を管理するのに向いています。お得に素早く送金できるだけでなく、色んな通貨を取り扱っているのでアプリひとつで管理することが可能です。

ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社(日本のWise)もAmazon's Payment Service Provider Program(アマゾン・ペイメント・サービスプロバイダープログラム) ¹³に参加しています。そのため、複数のAmazonマーケットプレイスで商品を販売している場合、異なる通貨での収益を直接Wiseアカウントで受け取ることが可能です。これにより、高額な両替手数料を支払う必要がなくなります。

現地通貨受け取った支払いをWiseで両替することで、リアルタイムのレート(ミッドマーケットレート)を使った為替レートでご利用の通貨に両替することができます。

【Wise法人アカウントの特徴】

  • グローバルな法人アカウント:個人アカウントの機能に加え、給与や請求書管理などグローバルなビジネスに便利な機能を搭載したアカウントです。
  • 多アカウント開設無料:アカウントは無料で開設でき、月額料金や維持費もかかりません(※)。
  • 低コストな海外送金:お得な為替レートと手数料で、一括で最大1000件まで送金することができます。
  • 経費用のデビットカード:メンバーごとにカードを発行して経費の支払いに利用することができます。
  • チームメンバーの管理:各従業員のアクセス管理が可能です。
  • 高額送金も可能:一度に100万円超の送金ができ、最大1億5000万円まで送金可能です(別途書類をお願いすることがあります)。
  • 日本国内の資金移動業者として登録・認可:Wiseは第一種・第二種資金移動業者として関東財務局から登録・認可を受けているので、法人でも安心してご利用いただけます。
  • 日本語スタッフによるカスタマーサポート:質問や問題がある場合は、カスタマーサポートスタッフに日本語で相談できます。
※現地口座情報を含むアカウントのアップグレードには3000円の手数料(1回限り)がかかります。

Wiseアカウントの口座情報は、世界中のAmazonでご利用いただけますが、現地通貨での支払いにのみ対応しています。例えば、Amazon USから支払いを受け取るにはUSD口座情報を、Amazon EUから支払いを受け取るにはヨーロッパのIBANの口座情報を取得することで、現地通貨で支払いが受け取れます。Amazonは国際決済に対応していないため、英ポンド(GBP)やのユーロ(EUR)の口座を使いながら、これらの通貨と異なる通貨での支払いを受け取ることはできません。

Amazonで口座情報を設定する方法

以下でAmazonでWiseの口座情報を設定する方法を見ていきましょう。

  1. 設定 > アカウント 情報 > 支払い 情報 > 銀行 口座 情報 に進む
  2. 銀行口座情報を追加または変更する(既存の銀行口座情報を置き換える場合は、「置換」を選択します。新しい銀行口座情報を追加する場合は、「割り当て」を選択します。)
  3. 新しい入金方法の追加を選択します
  4. 銀行の所在地を選択します。 これは、お客様の残高の住所がある国です。たとえば、GBP残高の場合はイギリス、USD残高の場合はアメリカになります。
  5. 銀行口座情報を追加します。 お客様のWise口座情報をご記入ください。
  6. 銀行口座情報を確認します。 口座保有証明書または銀行取引明細書を使用して口座情報を確認できます。
  7. 書類が確認されるまでお待ちください。 確認には最大4営業日かかる場合があります。

なお、アメリカ在住者ではない場合、Amazonから税金の確認を求められることがあります。この場合、アメリカ国外の居住者であり納税者ではないことを明記した書類に署名するようにしましょう。支払いや新商品の投稿は、署名およびAmazonへの返送が完了するまで保留となります。

ぜひAmazonからの収益の受け取りにWise法人アカウントの利用を検討してみてください。

Wise法人アカウントを開設する 🚀

まとめ

Amazonは、Eコマースプラットフォームの中でも始めやすく、売りやすいのが特徴です。始めるまでの手順はたくさんありますが、国内だけでなく、国外へとビジネスを拡大し、利益を輩出することもできます。Wise(ワイズ)はそんな越境ECを始めるユーザーにとって、送金における手間を減らしてくれます。Wise Businessを利用して、より自由な取引を始めましょう。

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Wiseを使ってAmazonから収益を引き出している画像

Wiseは、Amazonを含むEtsyやUpworkなどのグローバルマーケットプレイスでの資金の送金や受け取りに対応しています。Wiseのお得な両替手数料でコストを抑えながら、複数の通貨で支払いを受け取り、1つのアカウントでお金を管理しましょう。

※本記事の情報は2020年9月2日時点の情報を参照しています。そのため、この内容が正確、完全または最新であることを表明または保証しません。また、本記事の内容は、あくまで参考情報として作成されています。専門的な意見、最新の情報が必要とされる場合、サービスの提供元やその他の専門家にお問い合わせください。


ソース

  1. World Population Review |Amazon Users by Country 2025
  2. DATAREPORTAL|Digital: 2025 - Digital 2025: Japan — DataReportal – Global Digital Insights P.44
  3. Amazon.co.jp|Amazonマーケットプレイス出品概要
  4. Amazon.co.jp|出品プラン
  5. Amazon.co.jp|返品・交換の条件 - Amazonカスタマーサービス
  6. Amazonアカウント登録手順 | Amazon出品サービスの販売方法
  7. Amazon.co.jp|Amazon出品アカウントの割賦販売法 | Amazon出品サービスの販売方法
  8. Amazon.co.jp|Amazon出品者になる | Amazon出品サービスの販売方法
  9. Amazon.co.jp|食品&飲料
  10. Amazon.co.jp|Amazon海外販売(越境EC) | Amazon出品サービスの販促方法
  11. Amazon pay|支払金の受け取り
  12. Amazon seller central|支払いはいつですか?
  13. ペイメントサービスプロバイダーに関するよくある質問 - Amazon

*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



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Hikaru Osaka
2025年8月25日 11分で読めます

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