韓国不動産の買い方完全ガイド|価格・手続き・注意点を徹底解説【2025年8月最新】

Hikaru Osaka

韓国のマンションなど不動産を購入するときはルールや価格相場を知っておくことが重要です。

この記事では韓国のマンションなど不動産購入時に把握しておきたい、

  • 不動産価格の推移
  • 地域別の不動産価格の特徴
  • 不動産購入時の注意点、プロセス
  • 不動産を購入するときの費用
  • 不動産投資の実情や精度

などを分かりやすく解説します。

また、この記事では、韓国での不動産購入に役立つ資金移動サービスWise(ワイズ)についてもご紹介します。

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目次 🔖

韓国の不動産価格・価格推移

韓国の不動産価格はソウルなど首都・大都市を中心に、2022年、2023年と上昇傾向にありました。ソウルなどの首都や大都市の不動産相場が高騰した理由は、人口集中による不動産需要の拡大です。

ただ、続く2023年、2024年、2025年、韓国の不動産価格相場はやや下落傾向になっています。

不動産価格が下落傾向になった理由のひとつが「不動産投資の減少」「賃貸への移行」です。

マンションなどの不動産価格相場が高いと、投資を考えている方にとっては割高になりますので、買い控えが起きてしまいます。加えて住宅取得を考えている方は「マンションは高いから賃貸で良い」と考えるようになります。結果、投資需要や取引量が減ってしまい、価格相場が減少に転じてしまうわけです。

しかしながら、首都であるソウルや大都市を中心に、韓国の不動産は依然として価格が高い状況にあります。

価格は日々変動するため、購入前には必ず最新相場を確認しましょう。

韓国の地域別マンション・不動産価格の特徴

韓国国内でも地域によってマンションなど不動産価格相場に違いがあります。

韓国の首都であるソウルの江南(カンナム)区は高収入の方や高学歴の方、富裕層が多く住むエリアとして有名です。韓国の中でも大都市、中でも高級マンションの多い地域は不動産価格相場が高くなっているところが特徴になります。

ソウルの江南区のマンション購入相場は年々上昇しており、2025年の段階で23億ウォン~24億ウォン(日本円換算で2億5,000万円前後) になっています。

日本とソウルを比較するとソウルの方がマンション価格の相場が高く、相場は東京の大よそ3倍です。

同じ韓国の都市である釜山(プサン)とソウルの江南区を比較しても、江南区のマンション価格相場は約3倍以上高くなっています。これは、韓国の人口が首都圏に集中し、ソウルとその近隣の住宅需要が高くなっているからです。

これらの価格はあくまで参考値であり、物件の間取りや築年数、立地条件によって大きく変わります。最新の具体的相場は必ず現地または公式情報で確認してください。

外国人による韓国不動産購入・注意点

日本人などの外国人も韓国の不動産を購入可能です。

外国人が韓国の不動産を購入するときは、

  • 外国人土地法
  • 外国人投資促進法
  • 外国為替取引法

などのルールに従って不動産取引・納税・手続きなどを行わなければいけません。

外国人が韓国の不動産を購入するときは、まずは外国為替取引法に則って外国為替銀行の長に「不動産を購入する旨」を申告する必要があります。その後、あるいは同時並行で不動産購入の手続きを進めるという流れです。

不動産の支払いが済んだら契約締結日から60日以内に不動産登記をするという流れになっています。¹

現在、議会で一部の外国人不動産購入を許可制とする法案が提出中で、今後ルールが変動する可能性があります。 購入前に必ず最新情報を確認しましょう。

関連ページ 💡 韓国での外国人登録証を発行する方法を解説!必要な人や、期限、必要な書類まで

日本人など外国人が韓国不動産を購入する際の注意点

日本人など外国人が韓国の不動産を購入するときは、「将来的に韓国に移住するか」を考えておくことが注意点です。

韓国には不動産投資移民制度(観光休養施設投資移民制度) があります。

不動産投資移民制度(観光休養施設投資移民制度)とは、「指定エリアの不動産に一定額以上の投資を行った外国人にビザ・永住権を認めるという制度」です。

不動産投資移民の認定を受けた場合、まずは長期滞在ビザでの滞在になります。そして、将来的には永住権を取得できるという仕組みになっています。

韓国不動産購入のプロセス解説

マンションなど韓国の不動産を購入する際は次のようなプロセスで進めます。

  1. まずは韓国不動産購入のエージェントを探す
  2. エージェントにアドバイスをもらいながら不動産選びをする
  3. マンションなど不動産の内見を行う
  4. マンションなど韓国の不動産の購入契約を結ぶ
  5. 外国人の不動産取得申告を行う(土地の場合は土地の取得申請)
  6. 支払いや申請手続きが完了したら不動産登記を申請する

ここまでで韓国の物件・土地の購入手続きは完了です。

ただ、購入した不動産に瑕疵(欠陥)があることも考えられます。欠陥を見つけたときは速やかにエージェントに相談し、売主の責任を追及するという流れです。

韓国で不動産を購入するときの資金計画と税金のポイント

韓国でマンションなどの不動産を購入する際は、購入資金や税金、不動産の維持費などがかかります。

まず韓国のマンションを購入するための費用ですが、韓国では大都市部を中心にマンション・不動産価格が上昇傾向にあり、購入価格の相場は日本円換算で1億円を超えています。

高級マンションになるとそれだけ価格も高額になりますので、不動産購入時は価格相場をチェックした上で資金計画を立てておくことが重要です。

韓国のマンションなど不動産を購入する際は次のような税金や維持費もかかります。¹

  • 不動産の購入・取得にかかる税金:取得税、印紙税、地方教育税や農漁村特別税などケースに応じた付加税
  • 不動産の維持にかかる税金:財産税、総合不動産税、不動産投資などで収益がある場合の譲渡所得税、地方所得税、法人税、付加価値税。不動産のタイプやケースに応じて課税関係が変わる
  • マンションなど不動産の維持費:保険料や管理費、修繕費、警備費、維持費 など

韓国や日本にそれぞれ財産や不動産を所有している場合は、各不動産・財産の維持費・税金・相続対策などについても考えておく必要があります。税理士などの節税・税務をお願いする場合は、顧問料など税理士費用についても考えておきましょう。

取得税・印紙税・地方税などが発生しますが、税率や条件は法改正で変わる可能性があるため、購入時には必ず公式情報や税務の専門家へ確認してください。

韓国不動産投資の実情と制度のしくみとは

韓国のマンションなど不動産への投資は利回りなどの点で魅力があります。

海外不動産への投資や各国への資産分散を考えているなら、韓国への投資も視野に入れてはいかがでしょう。

韓国不動産に投資するメリットは次の4つです。

  • 韓国という海外の国に資産を分散投資できる
  • 不動産購入時に外国人向けの優遇措置(税金減免など)を受けられる可能性がある
  • マンションをはじめとして首都・大都市の不動産需要が高い
  • ソウルなど首都・大都市を中心に不動産投資の利回りが高い

東京のマンションに不動産投資した場合の平均利回りは4%前後になっています。

対してソウルなど韓国の首都・大都市・富裕層の多い人気エリアに不動産投資した場合の平均的な利回りは6%前後です。利回り8%以上のマンションもあります。

また、「伝貰/専貰(チョンセ)」「月貰(ウォルセ)」など、オーナーと借主の双方にメリットのある独自の賃貸制度を利用できる点もメリットです。

伝貰/専貰(チョンセ)とは、「まとまった保証金の授受により月々の賃料を払う必要がなくなる」という仕組みになります。

月貰(ウォルセ)とは、「保証金と毎月の賃料の両方を払うが、保証金の額が多いと毎月の賃料が少なくなる。毎月の賃料の交渉も可能」という仕組みのことです。

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まとめ

マンションなどの韓国不動産は外国人でも購入できます。

ただ、韓国不動産を購入する際は日本からの資金移動が必要になります。銀行からの海外送金は手続きが面倒であり、送金回数・送金額によって高額の手数料も必要になる点がデメリットです。

韓国不動産の購入時は海外送金サービスWise(ワイズ)の利用をおすすめします。

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韓国不動産の購入よくある質問

韓国の不動産購入や賃貸によくある質問をまとめました。

韓国で土地は購入できますか?

韓国の土地は外国人でも購入できます。¹

韓国の土地の購入はもともと許可制でした。韓国の不動産購入や投資のルールである「外国人土地法」「外国人投資促進法」「外国為替取引法」などの制定・整備により、日本人などの外国人でも韓国人とほぼ同様に不動産売買できるようになりました。

韓国の保証金が高いのはなぜ?

韓国には日本のような保証会社がありません。物件のオーナー自身が賃貸管理するのが基本になっています。

韓国不動産の保証金はオーナーのリスク対策のために高くなっています。

韓国のマンションの平均価格はいくらですか?

韓国のマンションを購入する場合の平均価格は日本円で1億円以上(10億ウォン以上)です。

韓国では大都市を中心にマンションなどの物件価格が高騰傾向にあります。

韓国で富裕層が住む地域はどこですか?

韓国で富裕層が住む地域の代表格は江南(カンナム)です。

日本でたとえると東京の港区のような地域になります。

この他に富裕層が多く住んでいるのは次のような地域です。

  • 城北洞(ソンブッドン):戸建て住宅の多い地域。日本大使など各国の大使が住んでいる地域としても有名
  • 漢南洞(ハンナムドン):富裕層や芸能人が多い。高級マンションのある地域としても知られる
  • 清潭洞(チョンダムドン):高級店や大手の芸能事務所などがある高級住宅街
  • 釜山(プサン):アクセス良好な都市。アクセスの利便性の良さから好んで釜山に住む富裕層も多い

ソウルの平均家賃はいくらですか?

韓国の首都であるソウルの平均家賃は年々上昇傾向にあります。

ソウルのワンルームマンション・ワンルームアパートの平均家賃は日本円換算で5万円~6万円です。

間取り・築年数・立地により大きく変動します。 ここでの数値はあくまで参考値であり、具体的な相場は不動産ポータルや現地エージェントで確認が必要です。

Wise

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ソース

  1. 韓国の不動産関連情報 | 海外建設・不動産市場データベース | 国土交通省

*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



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2025年9月17日 11分で読めます

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