一時帰国におすすめのSIMカード3選!購入場所やポケットWiFiとの比較も

Hikaru Osaka

日本へ一時帰国した際、スマホや携帯電話を使うためにはどうしたらよいのでしょうか。おすすめは日本で使用できるプリペイドSIMカードや格安SIMカードを購入することです。

この記事ではプリペイドSIMなどのメリット・デメリットや、おすすめSIMカードについて紹介します。また、日本や世界からの海外送金や送金受け取り、外貨での支払いに特化したWiseのサービスも紹介しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。

記事の最後には外貨での決済や両替をお得な手数料と為替レートでできるWise(ワイズ)についても紹介しているので、確認してみてください。

Wise(ワイズ)について知りたい 💡

目次 🔖

一時帰国者におすすめのSIMカード | プリペイドSIM

海外から一時帰国した際には、日本で使えるスマホや携帯電話が必要になります。海外で使っていたスマホをそのまま利用するなら、プリペイドSIMカードを挿して使うのがおすすめです。

プリペイドSIMとは、利用できる期間や容量が決まっているSIMカードのことです。日本で通信会社と契約した場合、基本的には長期契約になります。しかし一時帰国ではそのときだけ使用できればよいので、限定的に利用できる安いプリペイドSIMがおすすめです。

プリペイドSIMのメリット

プリペイドSIMには、海外から一時帰国する海外在住者にとって、大きなメリットがあります。具体的な内容は以下の通りです。

  1. 面倒な契約や解約手続きが不要:クレジットカード情報の登録や長期契約の縛りがなく、使い終わったら返却も不要な場合が多い。
  2. 費用を安く抑えられる:滞在日数や必要なデータ量に合わせてプランを選べ、コストが安い。
  3. すぐに入手して利用開始できる:日本の空港に到着してその場で購入できる。Amazonなどのオンラインストアで事前に購入しておくことも可能。

プリペイドSIMのデメリット

一方で、いくつかの注意点、デメリットも存在します。

  1. 電話番号が使えないプランが多い:データ通信専用のものが多く、日本の電話番号は使えない。(LINEなどのアプリ通話は可能。)
  2. APN設定など初期設定が必要な場合がある:SIMカードをスマホに挿入した後、インターネットに接続するための「APN設定」という作業が必要になることがある。
  3. SIMロック解除済みの端末が必要:SIMフリーのスマホ、もしくはSIMロックが解除されている必要がある。

一時帰国者のプリペイドSIMの選び方

一時帰国中にどのようなプリペイドSIMを購入するのがよいのでしょうか。プリペイドSIMを選ぶ際は2つのポイントがあります。

SIMカードに電話番号がついているか

まずは、SIMカードに電話番号がついているかです。個人間の通話ならLINEなどで事足りますが、宅配会社など民間企業や公的なサービスに連絡する場合、電話番号がないと困ってしまいます。

プリペイドSIMの中にはデータ通信のみで電話番号がついていないものがあります。しかしこれでは不便な可能性がありますので、電話番号がついたSIMカードを購入するとよいでしょう。

SIMカードのデータ容量と有効期限

次に、SIMカードのデータ容量と有効期限に着目しましょう。多くのデータ通信をしないようであれば、1GBや2GBなど容量の少ないSIMを、動画視聴やオンライン会議など多くのデータ通信をする予定があれば、10GBや20GBなど容量の大きなSIMを選ぶのがおすすめです。

有効期限については、少なくとも出国時まではカバーできる期間のカードを選びましょう。


一時帰国におすすめのプリペイドSIM:3選!

一時帰国におすすめのプリペイドSIM:3選!

一時帰国中に活用できるおすすめのプリペイドSIMはこちらです。ここでは比較しやすくすために、約1ヶ月の一時帰国を前提としたプランをご紹介します。

プリペイドSIMプラン・料金(一部例)特徴
H.I.S.Mobile1無制限/30日:3,512円(税込)データ量無制限
プリペイドSIMどっとこむ250GB/31日:5,032円(税込)データ容量・利用可能日数など選択肢が豊富
Nippon SIM for Japan310GB/30日:2,480円Amazonで購入可能で、プランも豊富
※上記表の情報は2025年9月9日時点の情報を参考にしています。最新の情報については、各サービスのページをご確認ください。

これらの回線は全てドコモ回線です。データ容量を気にしたくない人は、「H.I.S.Mobile」がおすすめ。細かくデータ容量や利用期間を選びた人は「プリペイドSIMどっとこむ」や「Nippon SIM for Japan」を検討してみてください。

また、上記の表は、各サービスの一部の例なので、滞在日数や予定に合わせたプランを選択するようにしましょう。


SIMカードを購入できる場所

SIMカードは、以下の場所で購入できます。ご自身の都合に合わせて購入場所を選んでください。

  • Amazonなどのオンラインストア:日本の楽天市場やAmazonなどで事前に注文し、空港や滞在先で受け取れます。
  • 空港のカウンター:主要空港(羽田空港や関西国際空港など)にはプリペイドSIMの専用カウンターがあります。
  • 家電量販店:ヨドバシカメラやヤマダ電機といった大手家電量販店でも販売しています。
  • コンビニエンスストア:一部のコンビニで販売。24時間購入可能ですが、値段は割高な傾向です。

SIMカードとポケットWiFiの比較

SIMカードとポケットWiFi、どちらを選ぶべきか迷う方も多いでしょう。それぞれの違いを比較し、どちらがご自身の滞在スタイルに適しているか確認してみてください。

プリペイドSIMカードポケットWiFi
持ち運び不要(スマホのみ)ルーター本体・充電器
設定の手軽さAPN設定が必要な場合がある電源を入れてパスワードを入力するだけ
複数端末での利用テザリング可能 ※スマホの充電消費が激しい複数のデバイスに同時接続可能
充電の必要性スマホ本体のみスマホ + ルーター
電話番号

アプリ通話は別 (「LINE」など)

データ専用プランで

電話番号は利用できない場合が多い

利用不可

これらのことから、それぞれ以下のような人におすすめです。

【SIMカードがおすすめな人】

  • スマホ1台をメインで使い、荷物をとにかく減らしたい
  • 一人での旅行や単独行動が多い

【ポケットWiFiがおすすめな人】

  • 家族や友人と複数人でインターネットを共有したい
  • スマホ以外にPCやタブレットも同時に接続したい
  • 複雑な設定は避け、誰でも簡単にインターネットを使いたい

海外での決済や現地通貨での両替をお得に:Wise(ワイズ)

海外での決済や現地通貨での両替をお得に:Wise(ワイズ)

海外に住んでいると、日本への一時帰国や日々の生活の中で、お金のやり取りに不便を感じることはありませんか?

  • 日本のネット通販で買い物をしたいけど、海外発行のカードが使えない…。
  • 日本の家族や友人にお金を送りたいけど、海外送金手数料が高すぎる…。
  • 帰国中に日本円で支払う際、為替レートで損をしたくない…。

そんな海外在住者ならではの悩みに対して、多通貨での支払いや海外送金に特化したサービス、「Wise(ワイズ)」が有効です。4~7

Wiseのデビットカードを使えば、Mastercardに対応しているお店ならどこでも決済可能です。送金・両替に関しても非常にリーズナブルで、スピーディに完了します。そもそもWiseは、為替手数料を含まない実際の為替レート(ミッドマーケットレート)を採用しています。これにより、銀行などと比較して手数料を大幅に削減できるのです。

さらに、マルチカレンシー口座により、在住している海外現地の通貨と日本円を1つのアカウントで所有しておけます。また、Wiseアカウントでは米ドルやユーロ、英ポンドなど10種類の通貨を現地の口座情報を使って受け取ることができ、その手数料は無料です。

これらの特徴により、一時帰国中の支払いも問題ありません。海外と日本の生活を1つのアカウントと1枚のデビットカードで、より快適なものにしてみませんか?

【Wiseデビットカードの特徴】

  • 多くの国で活躍:150ヶ国以上でのデビットカード決済ができ、年会費も無料です。
  • 最適な為替レート:上乗せコストのないリアルタイムの為替レートで取引を行うことができます。
  • 低額な両替手数料:0.68%~(2025年5月時点)の低額な手数料で、海外旅行での支払いに最適です。
  • 決済時に自動で両替:アカウントに現地で必要な通貨がない場合でも、一番お得な手数料を持つ通貨から自動で両替し、現地通貨で決済が可能です。
  • 海外ATMから無料出金:海外でも毎月2回、合計3万円まで無料で出金できます(※ATMから別途手数料が請求される場合があります)。
  • 海外事務手数料ゼロ:クレジットカードの高額な海外事務手数料を節約できます。
  • 安心のセキュリティ:紛失・盗難に遭っても、アプリ内ですぐにカードを停止することで、不正利用を未然に防げます。

※上記の特徴は、日本で発行したWiseカードの機能についてです、日本国外でアカウントを作成された方は、現地のアカウント情報を参照するようにしましょう。

Wiseの会員登録・使い方

  1. Wiseホームページからアカウント登録
  2. 本人確認を行う(日本国内在住の場合はマイナンバーが必要。海外在住の場合はマイナンバーは不要だが、海外の本人確認書類が必要)
  3. アカウント作成が完了!

Wiseでは、海外送金以外にも、日本の銀行の最大3倍安く外貨決済できるデビットカードや約50通貨を保有・使用できるマルチカレンシー口座などもあります。Wiseデビットカードの使い方、Wiseマルチカレンシー口座の使い方で、それぞれの詳しい説明をしているので参考にしてみて下さい。

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まとめ

日本に一時帰国した際の通信手段には、お手持ちのスマホや携帯電話にプリペイドSIMを挿して使うのがおすすめです。プリペイドSIMは帰国日程と、使いたい容量をカバーするものを選びましょう。通話可能なSIMだとより便利です。

また、海外への送金時や送金受け取り時には、Wiseの海外送金がおすすめかもしれません。送金手数料や為替手数料などを抑えることができます。お金のやりとりをお得に行うために、まずは無料会員登録から行ってみてください。


一時帰国のSIMカード利用よくある質問

SIMロックを解除する方法を教えてください。

今使っているSIMカード以外を使う場合、SIMロックを解除する必要があります。3大キャリアであればインターネットからも手続き可能です。

関連ページ 💡 海外赴任時の携帯電話(スマホ)の使い方を徹底解説

SIMカードを返却しないとどうなりますか?

プリペイドSIMは基本的に返却不要です。使い切りタイプのため、有効期限が過ぎれば自動停止となります。しかし、レンタル型SIMで返却しない場合は、追加料金が発生する可能性があります。

SIMカードだけ契約するときは審査はいりますか?

プリペイドSIMは審査不要で、身分証明書も不要です。電話番号付きSIMや月額契約型は本人確認が必要な場合があり、一時帰国者はパスポートや在留カードでの確認が一般的です。

eSIMとSIMカード、どちらがいいですか?

それぞれ以下の特徴があるため、自身に適した方を選択してください。

  • eSIM: 紛失リスクなし、設定やや複雑
  • 物理SIM: 全機種対応、付け替え簡単、設定簡単

初心者には設定が簡単な物理SIMカード、上級者には便利なeSIMがおすすめです。

関連ページ 💡 日本への一時帰国でおすすめのeSIM10選 | 日本の電話番号付きeSIMも紹介

ソース

  1. 国内用プリペイドSIM
  2. プリペイドSIMカード 商品一覧
  3. Amazon.co.jp: プリペイドsim 日本 simカード 30日間 10GB sim ドコモ通信網 docomo データ通信専用 4G LTE 3in1 (標準/マイクロ/ナノ) simフリー 端末のみ対応 多言語マニュアル付 安心サポート
  4. Wiseホームページ
  5. Wise手数料
  6. Wiseアカウントについて
  7. Wiseデビットカードについて

*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



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2023年4月21日 9分で読めます

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