ETIAS(エティアス)最新情報:日本人がヨーロッパ旅行で必要な申請方法と導入時期【2025・2026年対応】
ETIAS(エティアス)はヨーロッパ諸国を旅行するための事前認証制度です。ETIASが必要な国に日本人が旅行する際は事前にETIASの手続きが必要になります。ETIASがいつから必要になるのか、必要な国、申請方法、費用、前科のある方の取り扱い、欧州での支払いや海外送金に便利なサービスWiseについて解説します。
海外に住んでいる人にとって、日本への一時帰国のインターネット環境をどうするかは、毎回悩みのタネですよね。SIMカードの入れ替えや、Wi-Fiレンタルの面倒さを考えると、もっと手軽な方法はないかと感じている人も多いのではないでしょうか。
そんな悩みを一気に解消してくれるのが「eSIM」です。物理的なSIMカードの抜き差しは不要で、オンラインで手続きが完結し、日本に到着した瞬間からスムーズにインターネットを利用できます。
この記事では、一時帰国におすすめのeSIMを徹底比較。ホテルやレストランの予約に便利な「日本の電話番号付きeSIM」も詳しくご紹介します。賢く旅をするための「Wise(ワイズ)」も合わせて紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
目次 🔖 |
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eSIM(イーシム) とは、スマートフォンやタブレットなどの端末本体に最初から埋め込まれている、デジタルなSIMのことです。従来は、小指の爪ほどの小さなSIMカードを本体に入れていましたが、eSIMはオンラインで情報を書き換えるだけで、通信サービスを利用できるというものです。
物理的なSIMカードのように無くす心配もなく、より手軽でスピーディーに通信回線を切り替えられることが特徴です。
eSIMとSIMカードの主な違いを以下の表にまとめました。一目でわかるほどに、eSIMはメリットがたくさんあります。
eSIM | SIMカード | |
---|---|---|
形状 | スマホ本体に内蔵 (物理的なカードなどは無し) | 物理的なカード |
契約・開通 | オンラインで完結・最短即日で利用可能 | 郵送で数日かかる場合も |
回線の切り替え | 画面上での設定のみで簡単 | カードの抜き差しが必要 |
紛失・破損リスク | なし | あり |
海外利用 | 渡航前に購入・設定が可能 現地ですぐに使える | 現地で購入・交換する必要あり |
日本への一時帰国でeSIMを使うと、様々なメリットがあります。ここでは、特におすすめしたい5つの理由をまとめました。
渡航前にeSIMを購入し、設定しておけば、日本に到着した瞬間からすぐに通信ができます。Wi-Fiルーターのレンタルカウンターに並んだり、SIMカードを購入するために店舗を探したりする手間が省けるため、到着直後に焦ることもなく、なによりも安心です。
eSIMは、すべてオンラインで手続きが完結します。わざわざ店舗に足を運んだり、郵送を待ったりする必要はありません。QRコードを読み込むだけで簡単に設定が完了するので、帰国前に忙しい時でも手軽に準備ができます。
物理的なカードではないため、紛失や破損の心配がありません。SIMカードを交換する際に、小さなカードをなくしてしまったり、うっかり割ってしまったりするリスクもなくなります。
現在利用しているSIMカード(主回線)をそのままスマホに残し、日本(旅行先)での通信用としてeSIM(副回線)を追加することで、日本のeSIMでデータ通信を行いながら、現在の電話番号で電話やSMSの受信ができます。電話番号に紐づくWhatsAppなども継続して使うことができるので、連絡をとりやすい状態を維持することができます。
Wi-Fiルーターレンタルは、受け取りや返却の手間がかかり、紛失や破損のリスクも考慮する必要があります。また、海外ローミングは非常に高額になるケースが多く、料金を気にしながら使うことになりがちです。一方、eSIMはオンラインでプランを選んで購入できるため、自分の滞在日数やデータ使用量に合わせて、最適なプランを選ぶことで、賢く節約ができます。
日本への一時帰国でeSIMを利用する際に、事前に確認しておきたい注意点がいくつかあります。スムーズにeSIMを使い始めるために、以下の点をチェックしておきましょう。
まず、お使いのスマホがeSIMに対応しているか、そしてSIMロックが解除されているかを必ず確認しましょう。特に2021年10月1日以前に購入した端末は、SIMロックがかかっている可能性があるため要注意です。
eSIMの設定にはWi-Fi環境が必須です。日本を出発する前に設定を済ませておくのが一番安心です。また、購入したプランのデータ容量が十分かも確認しておきましょう。不足した際の追加チャージは割高な傾向にあります。
最後に、eSIMは一度購入するとキャンセルや返品ができません。プラン内容や利用期間をしっかり確認し、不明な点は事前に公式サイトなどで調べておくと、安心して利用できます。
日本への一時帰国におすすめのeSIMをまとめました。実際に購入を検討する際は、公式サイトから最適のプランを探してみてください。
価格比較は、日本に「10日間滞在、無制限」を希望する場合で比較しています。
サービス名 | 特徴 | 価格比較 | どんな人におすすめか |
---|---|---|---|
エアトリeSIM³ | ・1日単位のプランが豊富で、日本の大手キャリア回線を利用できるため安定している | 無制限 10日 7,480円 | ・滞在期間が短い人や、安定した通信環境を求める人 |
Trifa(トリファ)⁴ | ・アプリをダウンロードする必要あり ・アプリ内で、プラン購入や残量チェックなどができる ・24時間日本人のチャットサポートあり | 無制限 10日 7,990円 | 手厚いサポートがあると安心な人 |
Holafly(オラフライ)⁵ | ・データ無制限プランが基本 ・1日単位で選択できる ・返金申請は購入後6か月まで対応 ・24時間カスタマーサポート | 無制限 10日 5,490円 | データ容量を気にせず使いたい人 |
eSIM square⁶ | ・日数とギガ数が決まったパッケージ売りのプラン | 10GBパック 20日 2,890円 ※10日/無制限はなし | 短期間滞在で安価に抑えたい人 |
World eSIM⁷ | ・海外WiFiレンタル「グローバルWiFi」提供元が運営 ・アプリで設定や確認ができる | 無制限 10日 8,400円 | 運営元の安心感を選びたい人 |
Airalo(エアロ)⁸ | ・世界で2,000万人以上が利用する世界初のeSIMストア ・24時間サポートあり ・アプリで管理、チャージが可能 | 無制限 10日 5,350円 | データ通信量は少なく安価に抑えたい人 |
JAPAN & GLOBAL eSIM⁹ | ・プリペイドsim大手の「JAPAN & GLOBAL SIM」からeSIMが登場 ・ギガ数と日数の選択肢が豊富 | 無制限 10日 5,650円 | 日本向けのサービスを安心して利用したい人 |
Ubigi(ユービージー)¹⁰ | ・プリペイド式で追加料金の心配なし ・年間プランなどの長期もあり | 5G 15日 2000円 ※無制限は7日or30日 | 中長期的な滞在を予定している人 |
Nomad(ノマド)¹¹ | ・複数キャリアの回線を利用できるため、電波状況が不安定な場所でも安定しやすい | 無制限 10日 4,563円 | 通信の安定性を重視する人 |
JETPAC(ジェットパック)¹² | ・割引オファーが豊富 ・フライト遅延時の無料ラウンジアクセスなど独自の付帯サービスあり ・アプリで管理できる | 無制限 10日 5,000円 | シンプルなプランで手軽に利用したい人 |
eSIMを選ぶ際、価格やサポート面などがあるかと思います。各社のWebサイトを確認しながら、「どんな人におすすめか」でまとめたポイントを参考に選んでみてください。
一時帰国中、地味に困るのが、日本の電話番号がないことです。レストランやホテルを予約したり、日本国内のサービスに登録したりする場合など、電話番号があると非常に便利です。海外在住者が日本の電話番号を維持・取得するのに適したeSIMサービスと、大手通信事業者のeSIMをピックアップしました。
サービス名 | 維持費・メリット | 一時帰国時の利用方法・特徴 |
---|---|---|
povo2.0¹³ | 基本料金0円(通話+データ)で維持でき、6ヶ月に一度660円以上の利用があればOK。 | 必要な時にデータや通話トッピングを追加購入するシステムなので、一時帰国時だけ好きなだけ使えます。 |
楽天モバイル¹⁴ | 月額1,078円(税込)から。海外でも月2GBまで無料で使え、専用アプリを使えば海外から日本への通話も無料です。 | 日本国内ではデータ無制限になるため、設定変更なしで快適に利用できます。 |
LINEMO(ラインモ)¹⁵ | 月額990円(税込)から。長期的に利用停止・契約解除になりにくいため、安心して電話番号を維持できます。 | 一時帰国時にはデータ容量を追加購入可能。LINEのトークや通話はデータ消費量にカウントされません。 |
日本通信SIM¹⁶ | 月額290円(税込)からと、維持費が安いです。海外ではデータ通信できませんが、国際ローミングで通話とSMSは利用できます。 | 帰国時にデータ容量を1GBあたり220円でチャージできます。維持費を徹底的に安くしたい人向けです。 |
ahamo(アハモ)¹⁷ | 月額2,970円(税込)と維持費はやや高め。海外でも30GBまで追加料金なしで利用可能。 | 海外での滞在期間が短めな方や、日本への一時帰国が多い方には、海外渡航時もそのまま使えるので便利です。 |
IIJmio(アイアイジェイミオ)¹⁸ | 月額850円(税込)から。海外では通話とSMSのみ利用可能ですが、国内ではドコモ・auの回線から選べます。 | 帰国時にデータ容量をチャージして利用できます。音声通話も利用可能なので、日本の電話番号を使いたい場合に便利です。 |
HISモバイル¹⁹ | 月額280円(税込)からと、こちらも非常に安価。使わない月があっても自動解約がないので安心です。 | 帰国前に一時的にプランをアップグレードすることで、一時帰国中も快適にデータ通信ができます。 |
mineo²⁰ | 月額250円(税込)からのプランもあり、維持費を抑えられます。海外では通話とSMSのみ利用可能です。 | 一時帰国時にデータ容量をチャージして利用できます。 |
eSIMをスムーズに使うには、日本に到着する前に準備しておくことが大切です。まず、Wi-Fi環境が必須なので、出発前に自宅や空港のWi-Fiで設定を済ませましょう。
また、設定でQRコードを読み込むステップがある場合、別の端末(PCなど)や、印刷したものが必要になるので要注意です。
設定方法は、iPhone¹とAndroid²で多少異なりますが、基本的には「設定」からeSIMを追加し、QRコードを読み込むだけで完了します。データ通信をeSIMに切り替えるのをお忘れなく。
eSIMは便利ですが、いくつか注意点があります。まず、eSIMのインストールや開通にはWi-Fiが必要なため、インターネットがない場所では設定できません。
また、物理的なSIMカードと異なり、機種変更時には再設定が必要になる場合があります。スマホの操作に不慣れな方にとっては少し複雑に感じるかもしれませんが、一度経験すれば、次回以降はとても楽です。設定のサポートが手厚いサービスなどを選びながらぜひ試してみてください。
Airaloなどのサービスによっては、設定用の説明動画・GIFなどもメールで送ってくれるので、設定ステップをよく確認しながら、eSIMの設定・開通をするようにしましょう。
日本へ一時帰国するときに重要となるのが日本円への両替と決済ですよね。でも「どこで両替するのが一番いいのだろう?」と気になる人もいることでしょう。
そんな時におすすめなのがWise(ワイズ)のデビットカードです。
Wiseではアカウント内で簡単に外貨を日本円へと両替することができ、両替時にはリアルタイムの為替レートとわかりやすい手数料が適用されるので、ムダなコストを最小限に抑えながら円を取得することができます。
現金が必要な際もWise(ワイズ)のデビットカードを使うことで「イオン銀行」や「イーネット」などのATMから簡単に円を引き出すことができます(ATMで選択を求められた場合、「国際カード(International Cards)」を選択しましょう)。
【Wiseデビットカードの特徴】
一番の大きな魅力は、リアルタイムの為替レートで決済・両替できることです。一般的なクレジットカードなどでは両替するときに上乗せ手数料が加算されますが、Wiseではそのままのレートで取引できます。
また、事務手数料も低く、お得にコストを抑えられる場合もあります。カードの発行には1,200円の手数料がかかりますが、年会費や月額手数料は一切かからず、アカウント開設も全てオンラインで完結します。
Wise を活用して、日本への一時帰国でスマートかつお得な円の利用を実現しましょう。お住まいの居住国によってサービスの内容も異なるので、居住国のWise Webサイトを見て、どのサービスが利用できるのかアカウント開設前に確認するようにしましょう。
一時帰国中のインターネット環境は、オンラインで手軽に準備が完了するeSIMが断然便利です。多様なeSIMがあるため、あなたにぴったりなeSIMを選ぶことで、安価に抑えられたり、サポートが安心だったりと、ストレスフリーな一時帰国を満喫しましょう。
関連ページ 💡 海外旅行におすすめのeSIM10選!切り替えのタイミング、サービスごとの比較 |
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ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
当社は明示的または黙示的にかかわらず、この内容が正確、完全または最新であることを表明または保証しません。
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