審査落ちに注意!横浜銀行の法人口座を開設するには:必要書類・手数料を解説!

Hoi Yi Leung

起業で欠かすことのできない存在が「法人口座」です。

神奈川県横浜市に本拠を置く横浜銀行でも法人口座を開設できます。

ただ、法人口座を開設するなら、やはりネットバンキングなどのサービスが便利な銀行を選びたいと思うのではないでしょうか。口座開設先のサービスや手数料などは事業にも影響してくるからです。

横浜銀行の法人口座の特徴はどうなっているのでしょう。

この記事では、横浜銀行の法人口座の特徴や手数料、法人口座開設の手続き、法人口座開設時の必要書類、審査落ちのよくある理由などを解説します。また、海外とのやり取りが多い法人や個人事業主の方におすすめのWiseについても併せてご紹介します。

目次🔖

横浜銀行の法人口座の特徴

横浜銀行は日本有数の地銀です。

そんな横浜銀行の法人口座には3つの特徴があります。

  • 個人事業主でも法人口座を開設できる
  • 資金調達への協力やビジネスのサポートにも力を入れている
  • インターネットバンキングに力を入れている

横浜銀行は法人・個人事業主が口座開設可能です。¹

横浜銀行は法人・個人事業主のビジネス支援にも積極的な銀行です。

横浜銀行は法人・個人事業主の事業サポートとしてセミナーを開催したり、経営コンサルタントを行ったりしています。法人や個人事業主に対して「ビジネスサポート on the Web」などで積極的に情報を提供しているところも特徴です。²

法人や個人事業主の資金調達に役立つローンなども提供しています。³

また、横浜銀行はインターネットバンキングにも力を入れているところが特徴です。

横浜銀行のインターネットバンキングは横浜銀行・他行あての当日中の振り込みが土日祝日に限らず24時間いつでも使えます。⁴

横浜銀行の法人カード

横浜銀行は法人向けのクレジットカードも出しています。

中小企業や個人事業主向けとしては、次のような法人カードがあります。

  • 横浜バンクカード・ビジネス / 最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付いている。年会費は1,375円
  • 横浜バンクカード・ビジネス・ゴールド / 最高5,000万円の海外旅行傷害保険が付いている他、空港ラウンジなどの利用も可能。年会費は11,000円⁵
  • 横浜バンクカード・ビジネスデビット / 法人・個人事業主向けのデビットカード。1口座につき合計10枚まで発行可能。国内・海外ショッピングでの限度額は1,000万円⁶

横浜銀行に法人口座を開設し、さらに横浜銀行の法人カードを発行することで、経費などの引き落としを横浜銀行におまとめできるというメリットがあります。

横浜銀行の法人口座の手数料

法人や個人事業主が法人口座を開設する上で大切なポイントのひとつが手数料です。

個人事業主や法人のネットバンキングに必要な基本利用料・振込手数料などは次のようになっています。⁷

当初契約の手数料月額基本手数料
照会・振込サービス無料月額無料プラン / 無料

基本プラン / 取引店ごとに2,200円

メール通知サービス無料取引店ごとに1,100円
一括伝送サービスライト / 2,200円

スタンダード / 5,500円

ライト / 1,100円

スタンダード / 4,400円

外為サービス無料海外送金受付サービス / 3,300円 など
インターネットバンキングによる手数料⁸送金手数料
外国送金受取人負担 / 3,500円

依頼人負担 / 6,500円

国内外貨建て送金受取人負担 / 3,500円

依頼人負担 / 6,500円

国内非居住者円建て送金受取人負担 / 2,500円

依頼人負担 / 5,500円

海外送金といった海外との取引はコストがかさみがちです。

海外送金手数料などのコストを削減したい場合はWiseマルチカレンシー口座の利用をおすすめします。

Wise:グローバル展開する企業に最適

横浜銀行をはじめとして日本の銀行の法人口座は、日本円以外の通貨を扱う企業には不便なことが多いです。たとえば、海外送金は手続きが煩雑で、手数料が高額になる傾向があります。また、複数の通貨を保有する場合も、対応が限られていたり、手数料が高く操作が不便だったりします。

Wiseは、こうした課題に対応するために、海外で事業を展開する企業や個人事業主向けに設計されています。Wiseなら、海外送金、複数通貨の保有・決済をミッドマーケットレート(為替手数料なしの純粋な為替レート)と、透明性の高い手数料で行えます。

Wise法人アカウントのメリット

  • 世界70カ国以上に格安で送金
  • 1つのアカウントで40以上の通貨を保有・両替
  • 160カ国以上で利用できるデビットカード
  • アメリカやイギリスなどの口座情報を取得し、23通貨を外貨のまま他社からの支払い受け取りが可能。口座情報を取得するために、一回限りの手数料3,000円がかかります(法人アカウントの場合)
  • 月額料金や開設費用は無料

送金額が大きいほど、従来の銀行や送金プロバイダの為替手数料は企業にとって大きなコストになります。Wiseは、市場レートに基づく為替レートを採用しているため、特に高額送金を頻繁に行う個人事業主や企業にとっては、手数料の節約につながります。Wiseでどれだけコストを削減できるか確認してみてください。

Wiseで法人口座を開設

横浜銀行の法人口座開設に必要な書類

横浜銀行に限らず銀行で法人口座を開設するためには書類・情報を提出しなければいけません。

横浜銀行の法人口座開設手続きでは次のような書類が必要になります。⁹

法人

  • 法人口座開設依頼書
  • 発行から6カ月以内の法人の印鑑証明書
  • 運転免許証などの本人確認書類
  • 法人税確定申告書
  • 公証人発行の申告受理及び認証証明書または実質的支配者リスト(BOリスト)の写し など

個人事業主

  • 法人口座開設依頼書
  • 運転免許証などの本人確認書類 など

なお、法人か個人事業主かに限らず、横浜銀行側から追加書類を求められることがあります。

追加書類として提出を求められる可能性があるのは、許認可・許可が確認できる書類や事業計画書、会社のパンフレット、製品の資料などです。

横浜銀行法人口座開設方法

横浜銀行の法人口座開設方法は2種類あります。¹⁰

  • Webで法人口座開設を申し込む方法
  • 店頭で法人口座開設を申し込む方法

横浜銀行の法人口座開設は、現在の利用状況や口座開設を希望する方(法人)によって使える手続きが変わってきます。

たとえば個人事業主が横浜銀行に新たな法人口座を開設したいとします。この個人事業主の方はすでに横浜銀行に事業用の口座を持っていました。このようなケースでは基本的にWebでの法人口座開設手続きはできません。店頭での申し込みになります。

このように横浜銀行の利用状況などによって使える手続きが変わってきます。

横浜銀行の法人口座開設手続きについてはホームページで確認可能です。法人や個人事業主の方は、まずは「使える手続きはどちらか?」を確認しておきましょう。

法人口座の開設について分からないことがあれば、横浜銀行の本店や支店に問い合わせておくことをおすすめします。

横浜銀行の法人口座を開設するのにはどのくらいの期間がかかる?

横浜銀行での法人口座開設では、一次審査の結果が出るまでで2週間~3週間かかります。¹¹

法人口座開設手続きが年末年始やゴールデンウィークなど長期のお休みをはさむ場合はさらに時間がかかる他、追加で書類が必要になる場合などはさらに期間が必要です。¹²

横浜銀行での法人口座開設には銀行側の混雑状況なども関係してきます。

法人口座開設先の支店などに、「法人口座開設までどのくらい時間がかかりそうか」事前に問い合わせてみてはいかがでしょう。

横浜銀行の法人口座審査落ち・断られた!考えられる理由

横浜銀行の法人口座を申し込んだからといって必ず口座開設できるわけではありません。

横浜銀行に法人口座開設を申し込む段階で断られることや、申し込んだ後に審査落ちすることもあります。

審査落ちや断られたときの主な理由は次の通りです。

横浜銀行に法人口座開設を断られる主な理由

  • 横浜銀行の法人口座の申し込み条件・利用条件に当てはまっていない
  • 横浜銀行の法人口座開設に必要な書類を提出していない(あるいは提出できない)
  • 法人口座に申し込んだものの、事業の実績がゼロ(あるいはほぼない状態)だった
  • 法人としての事業内容や目的が分かりにくかった、あるいは疑わしい点がある
  • 法人の資本金が少ない
  • 法人に実態があるのかどうか疑わしい
  • 法人の代表者や個人事業主の経歴に疑わしい点がある(反社会的組織との繋がりの疑い、など)
  • 登記した場所で事業を行っていない可能性がある など

横浜銀行の法人口座開設で審査落ちする理由

  • 住所や代表者名など横浜銀行に伝えた情報が不一致だった
  • 書類に不備があり是正できなかった
  • 個人事業主や法人の事業内容や目的が不明瞭だった
  • 法人に本当に実態があるかどうか不明瞭だった
  • 法人の資本金が少なかった、あるいは乏しい
  • 法人の代表や個人事業主の経歴に疑わしい点があった(反社会的組織との繋がりの疑い、など)
  • 法人口座開設の目的についての説明が不十分だった
  • 法人や個人事業主に固定電話がない など

なお、横浜銀行に限った話ではありませんが、審査落ちなどで法人口座を開設できない場合「なぜ審査落ちしたのか」を教えてくれることは基本的にありません。

横浜銀行の法人口座、名義変更するには

横浜銀行の法人口座の名義変更や住所変更、代表者変更などの諸手続きについては横浜銀行の取引支店(法人口座を開設した支店)などに問い合わせてください。

なお、名義変更ではなく、名義違いで別口座を開設したい場合は横浜銀行の本店が問い合わせ先になります。¹³

横浜銀行で屋号付き口座を開ける?

横浜銀行での法人口座開設は支店によって対応が異なります。

たとえば海老名支店や生田支店などは、法人口座開設WEB申込では口座開設できません。窓口で法人口座を開設できない支店などもあります。

屋号付き口座の場合、多摩センター支店や吉祥寺支店、八幡山支店などでは、窓口で口座開設できません。

横浜銀行はこのように支店によって口座開設の可否や手続き対応の可否がかなり違っていますので、希望する口座開設先の支店に前もって「屋号付き口座を開設できるか」「どのような法人口座開設手続きに対応しているか」確認することをおすすめします。¹⁴¹⁵

横浜銀行の法人口座に関する問い合わせ・電話

横浜銀行の法人口座に関する問い合わせ先は質問内容によって異なります。¹⁶

法人口座のインターネットバンキング関連の問い合わせ

  • 問い合わせ先:EB照会デスク
  • フリーダイヤル:0120-890-458
  • 営業時間:銀行窓口営業日の9時~19時

法人や個人事業主の借り入れに関する問い合わせ

  • 問い合わせ先:横浜銀行ローンプラザ
  • フリーダイヤル:0120-76-4580
  • 受付時間:銀行窓口営業日の9時~17時

法人や個人事業主の創業支援に関する問い合わせ

  • 問い合わせ先:創業支援デスク
  • フリーダイヤル:0120-58-4580
  • 受付時間:銀行窓口営業日の9時~17時

wise-business-card

まとめ

横浜銀行で法人口座を開設することで事業支援など便利なサービスを受けられます。

ただ、海外とやり取りの多い法人や個人事業主の方の場合、法人口座での海外送金ではコストがかさんでしまう可能性があります。

事業ではコスト削減が大きな課題です。

海外送金や複数通貨保有、海外でのやり取り時のコスト削減に特化したWiseを活用してはいかがでしょう。

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ソース
  1. 法人口座・個人事業主口座を開設されるお客さまへのお願い
  2. 浜銀総合研究所のご案内
  3. 資金調達
  4. 〈はまぎん〉ビジネスサポートダイレクト
  5. 横浜バンクカード・ビジネス
  6. 横浜バンクカード・ビジネスデビット
  7. EBサービス手数料一覧表
  8. EBによる振込手数料・外国為替手数料
  9. 法人口座・個人事業主口座を開設されるお客さまへのお願い
  10. 法人口座開設
  11. 法人口座・個人事業主口座を開設されるお客さまへのお願い
  12. よくあるご質問
  13. よくあるご質問
  14. よくあるご質問
  15. 法人口座開設(お取り扱いできない店舗)
  16. お問い合わせ先一覧

*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



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