支払いの共有機能はグループでの支払い機能またはグループとも呼ばれ、個人のWiseアカウントで第三者と支払いを共有する方法です。
この機能は、費用を共有したい相手(家族、友人、パートナー、ルームメイトなど)に招待を送ることで利用できます。
オーストラリア、ブラジル、EU、ニュージーランド、シンガポール、スイス、イギリスの個人のお客様にご利用いただけます。
支払いの共有機能の仕組み
支払いの共有機能は、共同口座とは異なります。この機能は第三者口座アクセスとして機能します。
支払いの共有機能は、アクセスと資金を管理する1人の所有者と、アクセスが制限された1人以上のメンバーで構成されます。共同口座はこれと異なり、口座の権利を均等に共有する2人の所有者がいます。
現在、支払いの共有機能は、同じ国または地域に住む人とのみ利用可能です。
利用規約はこちら:
役割と権限
支払いの共有機能には、所有者と メンバーの2人の当事者が含まれます。
所有者は支払いの共有機能を設定し、グループメンバーによって追加された資金も含め、グループ内の資金を完全に管理します。
メンバーは、オーナーからの招待によってグループに参加します。オーナーがメンバーをグループに招待すると、そのメンバーはグループに資金を提供したり、グループからカードを取得して使用したりすることができるようになります。
所有者とメンバーの両方が支払いを行うことができ、グループ内のすべての取引を見ることができます。
所有者は、グループ内のすべての資金を合法的に所有します。メンバーがグループに資金をチャージした場合、メンバーは、そのグループから支払いのみを行えます。メンバー自身のWiseアカウントに資金を移動させることはできません。
権限 | 所有者 | メンバー |
---|---|---|
新しいデジタルカードでの支払い | ✔️ | ✔️ |
すべての取引の確認 | ✔️ | ✔️ |
チャージ | ✔️ | ✔️ |
送金 | ✔️ | ❌ |
出金 | ✔️ | ❌ |
両替 | ✔️ | ❌ |
グループとメンバーの管理 | ✔️ | ❌ |
「利用限度額」をタップする
カードの利用限度額は個人ベースで適用されます。 これは、所有者が行ったカード取引が所有者のカード利用限度額の一部としてカウントされ、 メンバーが行ったカード取引はメンバーのカード利用限度額の一部としてカウントされることを意味します。
メンバーの追加または削除
支払いの共有機能をオーナーとして設定するには?
アプリまたはウェブのホーム画面で、以下の手順に従ってください:
「新規」(またはiOSの「+」のアイコン)を選択する(右端までスクロールする必要がある場合があります)
「グループで支払いをする」を選択する
画面の指示に従う
1つのグループには何人まで参加できる?
EUで登録の場合は、1つのグループに2人まで登録可能
その他の地域では、1つのグループに最大5人まで参加可能
グループでの支払い機能からメンバーを削除するにはどうすればよいですか?
所有者の場合は、グループの「共有中」オプションから簡単にメンバーを削除できます。
メンバーとして追加してもらうにはどうすればよいですか?
所有者は、お客様のメールアドレスを使用して、またはWiseでお客様を検索して、メンバーとして追加することができます。
Wiseアカウントをお持ちの場合は、検索可能になっていることを確認してください。その方法は以下の通りです:
スクリーン上部のプロフィールに移動します
「プライバシー」から「検索方法」に移動し、希望する方法を選択する
これらの設定は、グループに参加した後でもいつでも変更できます。
すでに招待されている場合は、招待を開いて詳細を確認してください。グループに参加することに同意した場合は、承認してください。この確認期間中にデジタルカードを注文することもできます。
知らない人からの招待は絶対に受けないでください。
支払いの共有機能のグループから自分を削除することはできますか?
はい。グループにアクセスし、右上の3つの点をクリックし、「グループを退出」を選択してください。
メンバーとしてグループから退会する場合、以下の点にご注意ください:
グループ内の資金にアクセスできなくなります
デジタルカードはキャンセルされます
所有者としてグループから退会する場合は、グループを閉鎖する前に個人の残高に資金を移動させてください。
いくつのグループに参加できますか?
最大2つのグループに参加することができます。
シンガポール在住の場合、保有限度額や利用限度額はどのように計算されますか?
所有者:
グループの残高の金額は、所有者のWiseアカウントの保有限度額の一部として計算されます
グループの残高からのすべての送金や支払いには、所有者のWiseアカウントにの1年あたりの送金限度額および利用限度額が適用されます。
メンバー:
個人のWiseアカウントからグループ残高に資金を追加する場合、その金額は年間送金および利用限度額に算入されます。
余剰金用の口座(銀行口座や銀行のカードなど)からグループ残高に資金を追加した場合、その金額はWiseアカウントの年間送金および利用限度額には算入されません。
Wiseデビットカードでの不正な支払いを報告する場合
所有者またはメンバーが取引を認識しない場合は、取引を行った人物が異議申し立てを行う必要があります。
所有者は、残高の唯一の受益者です。これは、以下のことを意味します:
メンバーは、所有者または他のメンバーが行った取引について異議申し立てを行うことはできません。
所有者は、グループ内の資金で購入を行う許可を与えたため、メンバーが行った取引に異議申し立てを行うことはできません。
苦情の申し立てを行う場合
所有者とメンバーの両方が苦情の申し立てを行うことができます。
ブラジル在住者
グループにBRLの残高がある場合、メンバーはご自分のWiseアカウントの資金からのみそのBRL残高に資金を拠出することができます。つまり、メンバーは Pixや銀行送金などの外部入金方法を利用してBRL通貨の残高に資金を追加することはできません。
シンガポール在住者
シンガポール在住の場合の保有限度額や利用限度額の計算方法
所有者:
グループの残高の金額は、所有者のWiseアカウントの保有限度額の一部としてカウントされます。
グループの残高からのすべての送金や支払いには、所有者のWiseアカウントにの1年あたりの送金限度額および利用限度額が適用されます。
メンバー:
個人のWiseアカウントからグループの残高に資金をチャージする場合、この金額は1年あたりの送金限度額および利用限度額に加算されます。
余剰金用の口座(銀行口座や銀行カードなど)を介してグループの残高に資金をチャージする場合、この金額はWiseアカウントの1年あたりの送金限度額および利用限度額には加算されません。